日東ホルカム、GIGAスクール端末廃棄ニーズに向けた新サービスを展開
千葉県茂原市に本社を置く日東ホルカム株式会社は、IT機器のライフサイクル管理(LCM)事業の拡大を目指し、新たなサービスを展開しています。このサービスは、特に教育現場で用いられるGIGAスクール構想に基づいて導入されたタブレット端末の大量廃棄需要に対応することを目的としています。具体的には、物理破壊装置「CrushBox」シリーズとタブレット分解装置のレンタルサービス、加えてビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)サービスを強化する形で行われます。
新サービスの詳細
日東ホルカムは、データ消去や物理破壊に特化した強みを持ち、顧客のニーズに応じたサービスを提供しています。主なサービス内容には、以下のような取り組みがあります:
1.
CrushBox物理破壊装置およびタブレット分解装置のレンタル
物理破壊装置「CrushBox」シリーズや、GIGAスクール端末対応のタブレット分解装置(TBN-1014HK-H3)の短期レンタルを行っています。これにより、顧客は最大10台の機器をレンタル可能です。さらに、顧客が自ら機器を破壊するための柔軟な料金設定を採用し、オンサイト破壊にも対応しています。これにより、効率的で安全な廃棄処理が実現されます。
2.
出張BPOサービスの提供
日東ホルカムは、顧客に代わってデータ消去や物理破壊の証明発行作業を行う出張サービスを全国展開します。GIGAスクール端末の廃棄に特化した専用装置を活用し、より効率的な廃棄処理を提供します。
3.
レンタルとBPOのシナジー効果
顧客はコストやセキュリティ要件に応じて、レンタルやBPOを選択が可能で、この組み合わせにより市場シェアを拡大する狙いがあります。また、端末のリユースやリサイクルを通じて得られる価値を活用し、環境に配慮したサービスを提供することを目指しています。
専用工場の新設
日東ホルカムはまた、GIGAスクール端末内のリチウムイオン電池の処理に対応する専用工場を新設しました。ここでは、リチウムイオン電池の取り出し、保管、排出から物理破壊までを一貫して行うことができます。工場には24時間体制の警備、鍵や防犯カメラが設置されており、安全な運用を実現しています。さらに、障がい者就労支援施設とも連携するなど、地域貢献にも力を入れています。
さらなる成長に向けて
日東ホルカムは、レンタルとBPOを組み合わせたハイブリッドなサービスにより、企業や公的機関の機器廃棄プロセスでのリサイクル課題を解決し、LCM事業の成長を図っています。特にGIGAスクール端末の更新需要が高まることが予想されるため、今後も積極的にサービスを展開していく予定です。
お問い合わせ先
日東ホルカム株式会社
担当者:唐鎌益男・唐鎌織生
電話:0475-20-1280
メール:
[email protected]
ウェブサイト:
www.nitto-horkam.co.jp