大手企業の新たな成長を支える「side project」第8期の開始

2026年1月より、大企業8社が34名の参加者で構成される「side project」の第8期がスタートします。このプログラムは、株式会社ローンディールが提供するもので、業務時間の20％を使ってベンチャー企業での実務経験を積むことを目的としています。

新規導入企業とその目的

新たに導入された企業には、NTTメディアサプライとアイシンが含まれています。

- NTTメディアサプライ（大阪市）では、社外プロジェクトへの参加を通じて、社員に多様な価値観や働き方を学ぶ機会を提供し、組織に新たな風を吹き込みたいとしています。
- アイシン（刈谷市）は越境学習の効果を職場に還元することを目指し、具体的な内省プログラムを通じて社員の成長を促すことに期待をかけています。

これにより、それぞれの組織が抱える課題に対し、臨機応変に対応できるスキルを育成する狙いがあります。

継続導入企業

さらに、既存のパートナー企業として、KDDI、テレビ朝日、森永製菓など5社が継続参加し、プログラムの信頼性と効果の実績を証明しています。これにより、参加企業全体として34名の多様な人材が集結しました。

成果と参加者の声

「side project」には、これまでに累計で26社257名が参加しており、参加者の80%がキャリア観や仕事に対する向き合い方が大きく変化したと回答しています。業務時間の20％を計画的に利用することで、今までの業務から離れることなく新たな挑戦が可能となります。

特に、女性や管理職、また異なる部門からも幅広い層が参加することができ、多様なバックグラウンドを持つ人々が集まる場が形成されています。また、参加中の経験を言語化することで、チームに学びを還元しやすい点も好評です。

今後のプログラムの流れ

参加者は2023年10月に、各企業とも合同の事前研修を実施し、11月からはベンチャー企業との面談を開始します。業務内容に合意した後は、2026年1月から3か月間、ベンチャーの現場で実際の業務を行うことになります。これにより、参加者はリアルな環境での学びを深め、自身のキャリアをさらに豊かにすることが期待されます。

今後もローンディールは「side project」を通じて、個人のキャリア自律を高め、産業全体の活性化に寄与することを目指しています。