筑後市が福岡県初の「泣いてもよかよ!」プロジェクトに参加
福岡県筑後市が、エキサイト株式会社が提唱する「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」に初めて賛同したことが発表されました。このプロジェクトは、赤ちゃんや子育て中のパパやママに優しい連帯を築くことを目的としています。大切な育児の場面で、周囲からの温かい理解を示す「泣いてもよかよ!」というメッセージを通じて、筑後市がその後押しを行います。
プロジェクトの背景と意義
プロジェクト発起人であり、筑後市出身のエッセイスト紫原明子さんは、元の故郷がこのような取り組みを行なうことに喜びを表しています。筑後市は、今年で市政施行70周年を迎えており、記念事業のテーマは「子ども、未来志向」とされていて、地域全体で子どもや子育てを支援しようとする動きがあります。
市内では、「泣いてもよかよ!」のデザインのポスターを掲示したり、ステッカーを配布するなどの活動が始まります。この取り組みは、赤ちゃんの泣き声を受け入れて、安心して育児を楽しむことができる環境を作るための第一歩です。
「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」とは
「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」は、ママ向けメディア「ウーマンエキサイト」によって推進されています。このプロジェクトは、公共の場で泣く赤ちゃんに対する周囲の反応をポジティブに変えることを目的として、特に子どもを持つ家庭に寄り添った取り組みです。
このプロジェクトでは、特製の「泣いてもいいよ!」ステッカーを配布しており、子どもが泣いても周囲が気にせず、安心できる環境づくりを促進しています。すでに賛同者は10万人を超え、企業や団体においても広がりを見せています。
筑後市での具体的な活動
筑後市が賛同したことにより、今後は筑後市役所や市内の商業施設で具体的な活動が行われます。ポスター掲示やステッカーの配布により、地域全体が一体となって子育て支援の雰囲気を醸成することが期待されています。
地域の子どもたちや親たちに対する温かさと理解を持って、筑後市が新たな風潮の発信地となることに期待が寄せられています。
さいごに
このプロジェクトの展開は、今後の筑後市の社会において、どのように子育てを取り巻く環境を変えていくのか、大いに注目されるところです。「泣いてもよかよ!」の声が広がり、親子に優しいまちづくりが進むことを願っています。