環境省認定の「脱炭素コースベーシック検定」が企業に新たな価値を提供

アスエネ株式会社が運営するGX・ESG動画学習サービス「ASUENE ACADEMY」から新たに登場した「アスエネアカデミー脱炭素コースベーシック検定」が、このたび環境省の「脱炭素アドバイザーベーシック」に認定されました。この認定を受けたことにより、同検定は企業が従業員に提供する知識プログラムとして、さらに信頼性が向上しました。

認定の背景と企業の役割

これまでの政府の国家戦略には「GX2040ビジョン」が掲げられ、GX（グリーン・トランスフォーメーション）推進のための支援策や今後のビジョンが明示されています。特に高市政権が示した成長戦略には「資源・エネルギー安全保障・GX」が重要な分野として位置付けられており、企業はこれに対応するための取り組みを必要としています。GXへの対応は特定の部署だけでなく、営業や企画など多岐にわたる職種に求められています。そのため、全ての社員が基礎的な知識を持つことが重要です。

「アスエネアカデミー脱炭素コースベーシック検定」は、企業に信頼できる学習機会を提供し、組織全体のサステナビリティ理解を深めることが可能です。この教育プログラムは企業がGX推進の基盤を築くために役立つ方法となります。

検定の内容と実施方法

当検定プログラムは、脱炭素経営に必要な基礎知識を包括的に学ぶことができます。特養された内容は、国際的に著名な東京大学の江守正多教授が監修し、気象専門家である千種ゆり子が作成しました。受験方法は現在、IBT（インターネットベーステスト）形式が導入されており、幅広い企業が社内研修や人材育成プログラムとして利用しています。

さらには新たにCBT（コンピューターベーステスト）形式も開始され、多くのテストセンターで受験することができるようになりました。このような柔軟な受験方法は、多くの業界で役立てられており、特に金融機関や再生可能エネルギー関連企業において積極的に活用されています。

受験者たちは「この検定に合格したことで脱炭素に関する提案がしやすくなった」といった評価を寄せており、それが実務に直結した資格として高く評価されています。今後もアスエネ株式会社は、企業の脱炭素推進に貢献するため、人材育成プログラムを強化続けていく方針です。

「脱炭素アドバイザーベーシック」とは？

環境省の「脱炭素アドバイザーベーシック」は、脱炭素に関わる業務に携わる人々に必要な基礎知識を習得させるために設計された認定資格です。この資格を取得することで、企業内での説明責任や顧客のニーズに応える力量を明示することができ、自信を持って業務に取り組むことが出来ます。

「ASUENE ACADEMY」の役割

「ASUENE ACADEMY」は、GX・ESG教育から実務に至るまでの支援を行うe-learningサービスです。このプラットフォームは、検定機能も抱え、サステナビリティ経営を支えるための人材育成を促進しています。実際、これまで900社、15,000人への学習機会を提供する実績を持っています。

また、ASUENE ACADEMYは都内の中小企業を対象に、無償でこの検定プログラムを提供する取り組みも行っています。これにより、中小企業もサステナビリティ教育を推進しやすくなっています。無償提供は2026年3月末まで継続されるため、興味がある企業はぜひ申し込んでみてください。