CyCraftとセキュアイノベーションの新たな章
株式会社CyCraft Japanは、沖縄県那覇市に本社を置く株式会社セキュアイノベーションとの間で、2023年8月14日、パートナーシップを締結することを発表しました。この提携により、両社はサイバーセキュリティの向上に貢献すべく、特にCyCraftの外部資産エクスポージャー管理プラットフォーム「XCockpit EASM」の販売および導入を一層強化し、全国の企業や組織のセキュリティ強化を図ることを目指しています。
セキュアイノベーションとは?
2015年に設立されたセキュアイノベーションは、日本国内において情報セキュリティサービスを専門的に提供する企業です。沖縄に本社を構え、東京、大阪、名古屋、福岡など主要都市に拠点を持ち、企業のサイバーセキュリティをサポートしています。特に、デジタルトランスフォーメーションが進む中での顧客のリスクの明確化に努め、脆弱性診断やSOC(セキュリティオペレーションセンター)導入、エンドポイント監視・管理、インシデントレスポンスなど多様な専門サービスを提供してきました。
日本の中小企業、教育機関、地方自治体などから広く信頼を得ているセキュアイノベーションは、伊藤忠テクノソリューションズや九州電力などからの投資を受け、確固たる基盤を築いています。
CyCraftの概要と技術
一方、CyCraftは2017年に設立された台湾発のAIサイバーセキュリティ企業で、同国を拠点に日本やシンガポールにも展開しています。同社は、高度なサイバーセキュリティ研究と豊富なデータベースを背景に、AIを活用したサイバー脅威監視・リスク管理の自動化プラットフォーム「XCockpit」を開発。XCockpitには、エンドポイント検知に特化した「XCockpit Endpoint」、アイデンティティ攻撃面管理を強化する「XCockpit IASM」、そして外部攻撃面管理に特化した「XCockpit EASM」が揃っています。日本市場には2019年に参入し、中小企業向けのセキュリティ防御ソリューションを提供してきました。
XCockpit EASMの役割
新たにセキュアイノベーションとの提携により、日本市場において「XCockpit EASM」が推進される予定です。このプラットフォームは、複雑化する企業のIT資産をハッカー目線で評価し、自社やサプライヤーのセキュリティを継続的に監視する機能を備えています。特に、潜在的な脆弱性を事前に特定して対策を講じることを支援します。
コメントと今後の展望
CyCraftのCEO兼共同創業者Benson Wu氏は、今回のパートナーシップを通じて、迅速かつ高効率なAIサイバーセキュリティサービスを日本の企業に提供できることに感謝の意を示しました。また、セキュアイノベーションの代表取締役、栗田智明氏も、自社のノウハウとCyCraftの技術を融合することで中小企業にとって有効な選択肢となると期待を寄せました。
まとめ
今後、この新しい提携により、両社は日本におけるサイバーセキュリティに新しい風を吹き込むことになるでしょう。地域に根ざしたサポートの強化のみならず、デジタル社会の安全にも寄与することが期待されます。