美と復興の邂逅
2024-08-21 18:28:01

「ウェッジウッド」と「輪島塗」が織りなす美の饗宴と復興支援

美と復興の邂逅 – 「ウェッジウッド」x「輪島塗」



「ウェッジウッド」と輪島塗のコラボレーション企画「WEST MEETS EAST」が、能登半島地震の被災地である石川県輪島市を支援するために始まりました。このプロジェクトは、両者が持つ伝統工芸の美しさを融合させ、復興を願う気持ちを込めた作品を生み出すものです。

ウェッジウッドの歴史と輪島塗への思い



ウェッジウッドは1759年に設立され、265年の歴史を持つ英国の名門ブランドです。創業以来、同社は高品質のファイン ボーン チャイナ製テーブルウェアを提供し続け、そのクラフトマンシップと革新性で知られています。一方の輪島塗は、約700年の歴史を有し、1977年には重要無形文化財に指定されている日本の漆芸品です。しかし、最近の能登半島地震により、多くの職人が工房を失い、制作活動に困難を伴っています。

「WEST MEETS EAST」の意義



このプロジェクトは、ウェッジウッドのブランド統括本部長であるSjoerd Leeflang氏の提案から始まりました。彼は「日本との出会いを大切にしており、被災された方々を支援したい」と語り、両ブランドの融合が持つ力に確信を持っています。また、アートディレクションを担当した鈴木啓太氏は、被災地の再生を願い、能登の美しさを伝える作品を選びました。

美しいコラボレーション



具体的な作品としては、ウェッジウッドの「フェニックス」、ヘリア、フォーチュンなどのデザインと、輪島塗の「菊描詰 卓上膳」や「六角猪口」といった作品が組み合わされています。これらの作品は、ただの器ではなく、生きる力や美の象徴としての意味も持っています。特に「フェニックス」は不死鳥をモチーフにしており、復興への希望が込められています。

職人たちの未来を支える



被災地の復興は、ただ支援するだけでは不十分です。ウェッジウッドの企画により、輪島塗の美しさを広めることで、職人たちに生きがいを与え、持続的な制作活動を支える環境を整えることが狙いです。購入者は作品を通じて、被災地の歴史や文化を感じることができ、同時に支援活動にも参加できます。

まとめ



ウェッジウッドと輪島塗のコラボレーションは、単なる美の融合を超えて、社会的な意義を持つプロジェクトとなりました。これを通じて、復興に向けた希望が広まることを願っています。今回の取り組みが、「輪島塗」という貴重な伝統工芸を守るための一助となることを期待しています。


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会社名
フィスカース ジャパン株式会社
住所
東京都千代田区二番町11-19 興和二番町ビル 4F
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