カンロが豊洲研究所に新たな太陽光発電設備を導入
2023年10月、カンロ株式会社は東京都江東区のR&D豊洲研究所に超軽量フレキシブルモジュールを利用した新しい太陽光発電設備を設置しました。この設備は、株式会社電巧社が提供する「フレキシブルソーラーG+」を用いた自家消費型です。日本の環境保護および持続可能なエネルギーへの取り組みとして、県内で得られたエネルギーを自社で消費する、地産地消型再エネの実現が目指されています。
設備の特長
新たに導入されたこの太陽光発電システムは、従来のパネルに比べ、その重量が約1/4という軽量さが特長です。これにより、曲がった屋根や壁など、通常なら設置が難しい場所でも容易に取り付けが可能となります。さらに、防眩性に優れたパネルを使用することで、設置後も近隣への光害を最小限に抑えています。今回設置された設備は、22.20kWという出力を持っており、カンロはこのシステムにより年間6.24トンのCO₂排出削減を見込んでいます。
設置の目的
カンロは自家消費型太陽光発電設備を通じて、年間で発生する電力の約5.4%をこの太陽光発電から賄います。これにより、温室効果ガスの排出削減だけでなく、研究所での環境への負荷も低減する効果が期待されています。また、この取組みは災害時におけるBCP(事業継続計画)対策としても機能し、緊急時に自社で電力を賄える体制の構築に寄与します。
プロジェクトの背景と費用
このプロジェクトは、東京都が進める地産地消型再エネ設備導入促進事業の補助金を受けて実施されました。設備の総費用は850万円、そのうち210万円が東京都からの助成金です。カンロは2050年までに温室効果ガスの排出実質ゼロを目指す目標を掲げており、その一環として今回の太陽光発電設備の導入を行いました。
カンロの持続可能な取り組み
1896年に設立されたカンロは、菓子製造を主な業務としてきましたが、今やその活動が環境保護へも広がっています。全社的には、CO₂フリー電力への切り替えや空調の温度管理最適化など、エネルギー使用の見直しを図っています。また企業の理念「Sweeten the Future~心がひとつぶ、大きくなる。~」のもと、持続可能な社会を目指すシフトを強化しています。
フレキシブルソーラーの展望
電巧社のフレキシブルソーラーG+は、「いままで諦めていた屋根・壁で発電を!」というコンセプトのもと、日本全体のカーボンニュートラルの観点からも非常に重要な役割を果たすことが期待されています。これにより、カンロのプロジェクトは地産地消型エネルギー普及の一助となり、持続可能な未来に向けた大きなステップとなっているのです。
今後もカンロは再生可能エネルギーの導入を進め、社会課題の解決へ積極的に関与し続けることで、人々と社会の未来を見据えた行動をとっていく姿勢を示しています。