プラネタリウムと病院
2015-11-24 14:01:47
移動式プラネタリウムが病院を彩る。子どもたちに星空体験を提供するプロジェクト
移動式プラネタリウムが子どもたちに夢を与える
星空を見上げることができなくなった子どもたちに、特別な体験を提供する移動式プラネタリウムプロジェクト。これは「星空工房アルリシャ」が進める取り組みで、病院や福祉施設において、4メートルのエアドームやスクリーンを利用し、満天の星空を再現します。想像を超えた宇宙の広がりを体感し、心豊かなひとときを過ごすことができるのです。
プロジェクトの概要
このプラネタリウムは、入院中の子どもたちが安心して宇宙を旅できる場を設けることを目的としています。宇宙と私たちの関係について語り、自身の存在の大切さを感じることで、心を癒す時間を提供します。また、この経験は子どもたちだけでなく、家族や病院のスタッフにとっても貴重なものとなります。
クライアントである「星空工房アルリシャ」は、これまでに22の病院や施設で合計36回、このプラネタリウム投影を行い、約1300人がその体験をしました。参加者からは「広い宇宙の中で自分が小さいことを実感した」「星空を見ることで元気が出た」など、多くの感謝の声が寄せられています。
クラウドファンディングの実施
プロジェクトの運営には資金が必要ですので、今回、クラウドファンディングを実施しています。目標金額は100万円で、これを超えることで、さらに多くの病院への訪問が可能となります。資金集めだけでなく、この活動を広く認知してもらい、支援する方々が共に星を見上げる機会を提供することも目的です。
クラウドファンディングのリターンには、オリジナルのグッズが付いてきます。支持者に向けてその希望日時・場所の星空カードや、特定の星座を描いたTシャツ、さらにはプラネタリウム投影の様子を収めた動画が送られます。これにより、支援者を星空でつなげることができると考えています。
星空工房アルリシャについて
代表の高橋真理子氏は、オーロラ研究を通じて宇宙への興味を深め、プラネタリウム職員としての経験を活かしてこのプロジェクトをスタート。彼女の活動のミッションは「星を介して人々の幸せに貢献すること」で、多くの人々に星空を届けるためのさまざまな企画を立てています。
結びに
移動式プラネタリウムが持つ力は、学びや感動の場を提供するだけでなく、入院中の子どもたちとその家族に希望をもたらします。このような活動が広がることで、社会全体がより温かく豊かになることを期待しています。皆様の支援が、直接的な形で子どもたちの未来に繋がることを願ってやみません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社4CYCLE
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前6−25−8神宮前コーポラス301
- 電話番号
-
03-6427-9747