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睡眠業界の革新へ：アキュリスファーマ、睡眠サービスコンソーシアム参画

神経精神疾患治療薬の開発・商業化を推進するアキュリスファーマ株式会社が、睡眠関連事業者で構成される「睡眠サービスコンソーシアム」に参画しました。このコンソーシアムは、安全で質の高い睡眠サービス提供のための社会実現を目指し、2020年2月に設立。寝具、食品、テクノロジーなど多様な企業が連携し、業界課題の解決や啓発活動に尽力しています。

アキュリスファーマは、医薬品にとどまらない「Beyond-the-Pill」という概念に基づき、睡眠に関わる社会課題の解決を目指しています。同社の参画は、業界の垣根を越えた連携による睡眠の質向上への強い意志を示すものです。

コンソーシアムの活動内容

コンソーシアムは、多角的な活動を通じて睡眠サービスの向上に努めています。主な活動内容は、調査研究、情報発信、ガイドライン策定、品質向上のための研究開発、品質表示の推進、Webサイトやセミナーの運営など多岐に渡ります。関係各団体との連携も積極的に行い、業界全体の底上げを図っています。

アキュリスファーマは、医療分野における知見や研究成果を提供することで、コンソーシアムの活動に貢献していく予定です。

深刻化する睡眠関連疾患問題

近年、日本社会における睡眠問題の深刻化が指摘されています。睡眠不足による生産性低下（プレゼンティーズム）や欠勤（アブセンティーズム）は、GDPの約3%、15兆円もの経済損失をもたらすと推定されています。睡眠時間の短さ、ストレス、正しい知識不足などが背景にあり、国の健康政策においても重要な課題となっています。

さらに、睡眠関連疾患（不眠症、睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシーなど）とその合併症（心血管疾患、うつ病など）も無視できません。これらの疾患に対する適切な医療介入の遅れは、医療費増加につながります。早期発見と適切な治療が、患者さんのQOL向上、社会損失軽減に不可欠です。

睡眠サービスコンソーシアムの理念

コンソーシアムは、「安心・安全な睡眠サービスの享受」を目標に掲げ、以下の3つの理念に基づき活動しています。

1. 利用者にとって信頼できるサービス選択環境の構築
2. 事業者の品質向上意識の醸成とサービス評価の公開
3. 持続可能な事業環境と新たな市場モデルの確立

アキュリスファーマの取り組み

アキュリスファーマは、「革新的な医療への橋渡し」を理念に掲げる製薬ベンチャー企業です。欧米諸国から優れた医薬品を導入し、開発、販売を行うとともに、疾患を取り巻く課題へのソリューションを提供しています。今回の参画は、同社の社会貢献への姿勢を示すものであり、今後の更なる活躍に期待が高まります。

このコンソーシアムの活動は、日本における睡眠環境の改善に大きく貢献すると期待されます。アキュリスファーマの参画によって、医療と業界の連携が深まり、より質の高い睡眠サービスが提供される未来が期待されます。

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