和紙で作られた食べ物の世界を楽しむ「メガネのおじいちゃん展 in 熊本」

熊本で開催される「メガネのおじいちゃん展」

熊本市中央区にあるCOCOSAで、2024年9月13日から10月31日まで、和紙で作られたフェイクフードの作品展「メガネのおじいちゃん展」が開催されます。この展覧会は、78歳の西滝一彦氏によるもので、全国の商業施設で初めての開催となります。70歳を超えてから始められた紙工作は、徐々に和紙との出会いを経て、今や見事なフェイクフードの作品へと進化しました。

季節を感じる和紙フードの数々

今回の展覧会では、100点以上に及ぶ西滝氏の作品が展示され、秋の味覚を感じられるものから、日本の伝統的な料理まで、さまざまな食べ物が和紙で再現されます。「鮭のオリーブ焼き」や「おでん」、「秋刀魚」などの日本食をはじめ、色彩豊かなスイーツとして「シュガーグレーズドーナツ」や「フルーツタルト」、「モンブラン」もラインナップされています。「一瞬リアル、見ると紙」というコンセプトのもと、来場者は思わず食べたくなってしまうような美しさに驚くことでしょう。

ほっこり楽しむイベント内容

展示はただの鑑賞にとどまらず、さらに楽しむためのイベントが用意されています。期間中、来場者は「メガネのおじいちゃんからの挑戦状！和紙はどれでしょう？」というクイズ形式の体験ができます。COCOSA内の特定の場所に設置された和紙の作品と本物のフードを見比べ、正しい和紙の作品を特定するゲームです。全問正解した方には、10月5日にメガネのおじいちゃんの作品集が先着でプレゼントされます。

また、10月5日には「メガネのおじいちゃんと一緒に和紙で焼きいもを作ろう！」という特別イベントもあります。このイベントは、条件を満たした先着6名が参加できるユニークな体験で、和紙を使用した焼きいも作りを通じて、和紙の魅力をより深く理解できます。

メディアでも話題の和紙フェイクフード

西滝一彦氏の作品は、SNSやテレビなどさまざまなメディアでも取り上げられており、そのユニークな内容は多くの人々から注目を集めています。和紙で作られた作品は、実際のフードと見間違うほどのリアルさがあり、観る者を楽しませているのです。今回の「メガネのおじいちゃん展」は、熊本での初開催ということで、その特別感もひとしおです。

邪魔されずに、ゆったりと展示作品を鑑賞することができる入場無料のイベントなので、気軽に訪れることができます。秋のひとときをこの特別な展示で、心温まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

ぜひ、家族や友人と一緒に訪れて、和紙の不思議な魅力を感じ取ってください。