ハイブリッドワークの実態
2025-12-25 15:33:45

ハイブリッドワークのリアルなメリット・デメリットに迫る調査結果

ハイブリッドワークの新たな視点



近年、働き方が急激に進化し、特に注目を集めているのが「ハイブリッドワーク」です。このスタイルは、在宅勤務とオフィス出社を組み合わせ、各人がライフスタイルに合わせた働き方を実現するものです。今回は、株式会社LASSICが実施した「ハイブリッドワークのメリット・デメリット」に関する調査結果を基に、実際の生活への影響を詳しく探っていきます。

調査の概要



調査は、20歳から65歳までのリモートワーク経験者1,004人を対象にインターネットを通じて行われました。フルリモート、フル出社、そしてハイブリッドワークのスタイルの違いを明らかにすることが目的です。現代における働き方の多様化が進む中、果たしてどのスタイルが最も効果的なのでしょうか?

ハイブリッドワークのメリット



調査によると、ハイブリッドワークの最大のメリットは「ワークライフバランスを調整しやすい」という点で、応答者の50%がこれを選択しています。これは、生活の状況や家庭の事情に応じて、仕事のスタイルを柔軟に変更できることが評価されていると考えられます。また、「自分のペースで働ける」という意見も多く、約33%の人がこの点を強調しています。

他にも、家庭の事情を考慮して勤務スタイルを調整できることや、体調や気分に合わせて働く場所を選択できることが挙げられました。季節や天候に応じた勤務場所の調整も評価されている点です。

ハイブリッドワークのデメリット



しかし、利点がある一方で、ハイブリッドワークにはデメリットも存在します。特に「PCを都度持ち歩く必要がある」という声が最も多く、39.4%の人がこの点で苦労していると回答しました。他にも、勤務状況の把握や情報共有が難しくなることに対する懸念があり、教育や会議の質が低下するという意見も見られました。

一部の回答者からは、通勤に関する特有の問題として「通勤手当がもらえない」「交通費の精算が面倒」といった意見もありました。

ハイブリッドとフル出社の比較



ハイブリッドワークとフル出社のメリット・デメリットを比較すると、興味深い結果が得られました。フル出社では「新人教育やOJTがしやすい」とする回答が17.8%となりますが、ハイブリッドワークではこの評価が大きく低く、3.4%という結果に。また、会議の質に関しても、フル出社は「質が高まる」と好意的に受け止められているのに対し、ハイブリッドでは「質が低下する」との意見が13%見られました。

結論



調査結果を通じて、ハイブリッドワークの柔軟性は多くの人に歓迎されていますが、その中には明確な課題もあることが浮き彫りになりました。通勤・生活への影響や業務の効率性をどのように両立させるかが、今後の重要なテーマとなるでしょう。

LASSICのテレリモ総研では、今後もこのテーマに関しての研究を続け、新しい働き方の提案を行っていく予定です。### 調査概要
  • - 調査方法: インターネット調査
  • - 対象: 20歳〜65歳のリモートワーク経験者1,004名
  • - 調査期間: 2025年8月26日〜8月29日


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会社情報

会社名
株式会社LASSIC
住所
東京都港区高輪1-3-13NBF高輪ビル4F
電話番号
03-6853-7111

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