近年、プロ野球観戦のスタイルが進化を遂げています。JCOM株式会社が実施した調査によると、20代から60代の男女331人を対象に、プロ野球観戦時の視聴傾向とSNS利用についてさまざまなデータが集められました。
この調査は、2025年2月に施行されるプロ野球観戦時のSNS投稿に関する新しいルールへの理解度やSNS活用の実態を測るもので、発表された結果には興味深い知見が含まれています。
プロ野球観戦と視聴デバイス
調査によれば、プロ野球Viewerの80%以上が「テレビ」での映像視聴を行っていることが判明しました。さらに、約4割の方は他のデバイス(スマートフォンやタブレット)を併用しているとのこと。特にリアルタイムで試合を観戦する人が78.2%を占めている点が際立ちます。これにより、テレビの重要性は依然として高く、リアルタイムでの視聴が支持されています。
新ルールに関する理解度
2025年に導入される新ルールによると、観戦者は撮影した写真や動画を特定の人以外に共有することが禁じられます。この新ルールについて、調査対象者の約6割が理解しているとしていますが、残りの約4割はその内容を十分に把握していないという残念な数字も見受けられます。これは、観戦者がSNSを介してシェアをしたいと思っている際に、法的な見地からの理解不足が懸念されるポイントです。
SNS利用の理由
さらに、SNSでプロ野球関連のコンテンツを観る理由としては、46.4%の方が「試合のポイントをハイライト的に見られるから」という回答を挙げており、39.6%は「映像に映らない試合の動きが見られるから」としています。このように、SNSが試合観戦をより充実させる媒体として認識されています。また、SNSにコンテンツを投稿する理由としては、「個人的な観戦記録、備忘録」との回答が31.8%で最も多く、次いで「観戦の楽しさを伝えたい」が24.1%、そして「球場の雰囲気を共有したい」が23.2%という結果が出ました。
まとめ
今回の調査結果からは、プロ野球観戦の現状やSNS利用のトレンドが浮き彫りになっています。特に、リアルタイムで視聴するスタイルが依然として根強い人気を誇る中、新ルールに対する理解が不足している点が改善の余地を示唆しています。観戦時のSNS利用が多くの新しい体験をもたらしている一方で、今後のルール理解と適切な利用法についての啓発も必要とされています。
JCOMは、これからもプロ野球を応援し続けるファンの皆様に新たな楽しみ方を提供するため、2025年度も全試合を生中継で放送します。公式戦の視聴は、地上波・BS・CSの全チャンネルを取り揃え、スマホやタブレットでも簡単に視聴できるサービスをご用意しています。また、試合以外の関連番組も充実しており、より多くの情報を楽しむことが可能です。詳しい情報は
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