鎌倉の新農業プロジェクト
2021-02-26 19:03:38
鎌倉で新たな農業のスタイルを提案する「ニュー農マル」プロジェクトの取り組み
鎌倉の農業を支える「ニュー農マル」プロジェクト
鎌倉で展開されている「ニュー農マル」プロジェクトは、地域の農業を守り、新たなスタイルや価値を提案することを目的に2020年9月に始まりました。第1期プログラムが無事に修了し、第2期が2021年4月からスタートする予定です。このプロジェクトの概要と今後の展開について詳しく探ってみます。
第1期プログラムの成果
ニュー農マルの活動は、2020年8月から9月にかけて実施されたクラウドファンディングによって援農コミュニティが立ち上がるところから始まりました。このクラウドファンディングには8名が参加し、4カ月間にわたり鎌倉の農家との交流や援農活動に取り組む中で、地域農業の重要性を学びました。
プロジェクト代表である河野竜二氏は、参加者が農家との直接的な関わりを持つことで、作り手と消費者の関係がより強固になったと述べています。第1期の活動を通じて、参加者は食べ物に対する感謝の気持ちや、それを作る人々の思いを深く理解することができました。
今後の取り組み
第2期プロジェクトは、2021年4月からのメンバー募集が始まります。また、ファミリー向けの農業イベントも同時にスタートし、参加者は自身で植えたじゃがいもを調理し、食べる体験ができるようになります。このイベントは全6回の予定で、大人も子どもも一緒に学び、楽しむことができる構成となっています。
さらに、ニュー農マルは「鎌倉野菜定期便」のサービスを開始しました。食品ロスの問題が深刻化する中、鎌倉の農家が提供する新鮮な旬の野菜を定期的に自宅に届けるこの取り組みは、サステナブルな農業を推進する一環として注目されています。
地域循環の実現に向けて
河野氏は「ニュー農マル」を通じて、農業界に革新をもたらし、地域の農家をサポートする新しい仕組みを構築することに強い意志を示しています。サポートを受ける側の思いや声が農家に届くことが、作り手のモチベーションにつながり、それによって消費者もより美味しく野菜を味わえる関係性を築いていくことを目指しています。
このような双方向のコミュニケーションを促進することが、地域農業を支える大きな力となるでしょう。参加者一人ひとりが持つ多様な背景や意見を活かしながら、これからの活動がどのように進化していくのか、非常に楽しみです。
結論
「ニュー農マル」は鎌倉地域の農業を守り、持続可能な取り組みを実践する新たなプロジェクトとして注目を集めています。地域に根付いた農業の価値を再認識しつつ、参加者全員が共に学び成長できる環境を創出することで、未来の農業を展望する姿勢が光ります。公式ウェブサイトやSNSを通じて、今後の活動についての最新情報をチェックし、参加する機会を逃さないようにしましょう。
会社情報
- 会社名
-
合同会社LIFE DESIGN VILLAGE
- 住所
- 鵠沼2276-17鵠沼ハウス201
- 電話番号
-
090-3472-9806