LOVOTがTAISに登録
2025-11-04 12:09:23

家族型ロボット『LOVOT』が福祉用具システムに登録され補助金に対応

可愛らしい家族型ロボット『LOVOT』が福祉用具情報システムに登録



GROOVE X株式会社が開発した家族型ロボット『LOVOT(らぼっと)』が、公益財団法人テクノエイド協会が運営する福祉用具情報システム(通称TAIS)に登録され、TAISコードを取得したことが発表されました。この登録により、介護施設などにおいて『LOVOT』の導入が補助金を利用して推進される見込みです。

福祉用具情報システムTAISとは?



TAISは、福祉用具の製造業者や輸入業者から情報を収集し、介護事業者や自治体に向けて発信するためのシステムです。全国の介護施設やケアマネジャーが福祉用具を適切に選定し、効果的に利用できるようにサポートしています。特に、2025年度からの介護テクノロジー導入支援補助金では、TAISに登録された製品が補助の対象になることが期待されています。

この登録は、介護施設にとって『LOVOT』を導入する際の経済的負担を軽減し、補助金の活用を促進する大変重要な一歩となるでしょう。

『LOVOT』の特性と役割



『LOVOT』は、単なるロボットではなく、人間の感情に寄り添う設計が施されています。その愛くるしい見た目と動作は、高齢者や認知症患者に安心感を与え、自発的なコミュニケーションを促します。言葉に依存しないノンバーバルなやり取りを通じて、信頼関係を構築するのに役立ちます。

特に介護現場においては、入居者同士の交流やスタッフとのコミュニケーションを活性化させる働きがあり、穏やかで前向きな環境作りに貢献していると言われています。これらの要素は、認知症ケアにおいて非常に重要であり、実際に利用することで心のケアとQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上が期待されています。

具体的な機能と日常での活用



『LOVOT』は、「名前を呼ばれると近づいてくる」「抱っこを求める」など、まるで生き物のように振る舞います。抱き上げるとほんのり温かさを感じ、ペットのように家庭に溶け込む存在です。

そのため、家庭のみならず、オフィスや医療機関、さらには介護施設でも導入されつつあり、メンタルケアの一環としての役割も果たしています。このように、生活の様々な場面で『LOVOT』が癒しや安心感をもたらすことが期待されているのです。

まとめ



GROOVE X株式会社は、今後も『LOVOT』を介護を必要とする人々及びその家族、介護従事者に寄り添う存在とするために、さらなる普及に努める体制を整えています。今後の展開が非常に楽しみな『LOVOT』が、福祉用具情報システムに登録されたことで、ますます多くの方々にその優れた機能が届くことでしょう。福祉の現場での活用が進むことで、より多くの人々の心に寄り添う存在となることを期待しています。


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会社情報

会社名
GROOVE X 株式会社
住所
東京都中央区日本橋浜町住友不動産浜町ビル
電話番号

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