Woltの法人向け即時配送サービスがツルハドラッグに導入
デリバリーサービス「Wolt」を展開するWolt Japan株式会社と、ツルハホールディングスの子会社である株式会社ツルハが提携し、ツルハドラッグの調剤薬局向けにWoltの即時配送サービス「Wolt Drive」を導入することが発表されました。これにより、処方薬の店舗間配送が円滑に行われるようになります。早くも11月1日(金)から、12都道府県にわたる205店舗で新たなオペレーションがスタートします。
「Wolt Drive」とは?
「Wolt Drive」は、法人向けに特化した即時配送サービスです。このサービスを利用すれば、企業は自ら店舗ページを開設することなく、Woltの配達システムをスムーズに利用することができます。これによって、必要な商品を迅速に配達できる利点があります。
何が変わるのか
従来、処方薬が在庫切れだった場合、薬剤師や店員が他の店舗まで取りに行く手間がかかっていました。このプロセスはお客様にとっても不便でした。しかし、「Wolt Drive」を導入することで、必要な処方薬を他の薬局に行かずとも受け取ることができるようになります。
この取り組みは、薬局業界全体での処方薬の確保が難しい背景を考慮した上でのものです。出荷調整により薬の入手が困難になっている中、ツルハの調剤薬局での新しい配送システムが、顧客の利便性を向上させることが期待されています。
実施店舗の情報
「Wolt Drive」は、2024年11月1日より、以下の12都道府県で導入されます:
- - 北海道:75店舗
- - 青森県:10店舗
- - 宮城県:39店舗
- - 岩手県:14店舗
- - 新潟県:1店舗
- - 秋田県:10店舗
- - 山形県:12店舗
- - 福島県:5店舗
- - 栃木県:2店舗
- - 東京都:10店舗
- - 神奈川県:11店舗
- - 愛知県:9店舗
- - 大阪府:3店舗
- - 兵庫県:4店舗
これにより、合計205店舗が「Wolt Drive」を活用して効率的な配送を実現します。
これからの展望
Woltとツルハは、今後もお客様の利便性を向上させるための取り組みを続けていくと宣言しています。このサービスの導入により、薬局業界においても新しい時代がスタートし、顧客の期待に応えるべく努力していくことでしょう。
会社情報
株式会社ツルハ について
- - 設立:1975年5月
- - 代表者:八幡 政浩
- - 本社所在地:北海道札幌市東区北24条東20丁目1番21号
- - 資本金:42億5,200万円
- - 公式サイト
Woltについて
Woltは2014年に設立され、フィンランドのヘルシンキに本拠を置くテクノロジー企業です。地域の人気店とのコラボレーションを通じて、迅速な配送サービスを提供しています。また、全世界32か国に展開し、そのうちの28か国でWoltプロダクトを利用した事業を行っています。