能登震災復興支援
2025-03-31 21:21:24

令和6年能登半島地震・豪雨復興支援の軌跡とその意義を振り返る

令和6年能登半島地震・豪雨復興支援の軌跡とその意義を振り返る



2024年1月1日、能登半島で発生した震災が引き金となり、続いて起こった記録的な豪雨が地域に甚大な影響を及ぼしました。私は、これら被災地の復興支援活動を通して、地域の絆とフットサルの力を再発見しました。この復興プロジェクトは、一般社団法人日本フットサルトップリーグ(Fリーグ)と小松市に拠点を置くヴィンセドール白山、さらにFリーグの公式スポンサーであるアビームコンサルティングの3社による共同プロジェクトです。これまでの活動を振り返り、どのように支援が進められ、地域における影響を考察してみます。

活動の始まりと支援内容



震災後、最初の取り組みは、ヴィンセドール白山が輪島中学校の生徒を支援することから始まりました。子どもたちの避難生活を少しでも快適にするために、ウェアの提供などを行い、彼らの不安を和らげることに努めました。その後、Fリーグ全体で募金活動が展開され、石川県の自治体への寄付を実施しました。これは、地域復興に向けた第一歩として大きな意味を持ちました。

2024年7月には、共同プロジェクトが正式にスタートしました。以下に続く豪雨に見舞われた際には、支援内容が急速に拡大しました。9月、豪雨によって更なる被害が発生する中、ボランティアとして輪島市へ赴き、泥かきなどの現場作業に力を注ぎました。ここでは、震災の影も色濃く残る状況を目の当たりにし、復興支援がいかに大切かを実感しました。

クラウドファンディングの取り組み



復興支援を進めるにあたり、2024年12月から2025年1月にかけてクラウドファンディングが始まりました。「フットサルを通じて子どもたちの笑顔が見たい」というテーマで展開されたこの企画は、輪島市の子どもたちを『ファイナルシーズン 小牧ラウンド』に招待することを目指しました。最初の100%達成以降も多くの支援者に恵まれ、最終的には123%を達成しました。

子どもたちの想いとつながり



2025年2月には、実際に輪島中学校サッカー部の子どもたちが小牧ラウンドに参加しました。選手が使用するロッカールームや記者会見ブースを見学したり、「シュライカー大阪 vs Y.S.C.C.横浜」の試合でエスコートキッズとして選手と共に入場するという貴重な体験が実現しました。この経験はなによりも子どもたちの心に残るものであり、彼らの未来に希望を与えるものでしょう。

復興祭を通じた広がりと感謝



2025年3月8日には、輪島市の「鳳至体育センター」にて、復興支援イベント「がんばろう!能登・石川復興祭」が行われました。さまざまなアクティビティを通じて、子どもたちや地元住民との交流が深まりました。このような交流が地域の絆をさらに強め、互いに支え合うことの大切さを再認識させてくれました。

今後も日本フットサルトップリーグは、引き続き復興活動に取り組んでいきます。震災からの復興はまだ道半ばですが、関係者が一丸となり、少しずつ行動を積み重ねていくことで、未来に向けた明るい光を灯し続けたいと考えています。

まとめ



能登半島の震災と豪雨が地域に与えた影響は計り知れませんが、その中でフットサルを通じたコミュニティの結束や復興支援の意義が明らかになりました。今後もこの取り組みが多くの人に影響を与え、希望の光をもたらすことを期待します。


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一般社団法人日本フットサルトップリーグ
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