ケヤキのつづきプロジェクトの概要
仙台市のシンボルである定禅寺通。この道沿いに並ぶケヤキの木々は、人々にとって懐かしい思い出とともに街の風景の一部を形成しています。しかし、近年の倒木リスクの増加により、多くの木々が伐採される運命にありました。その中で、伐採されたケヤキを無駄にせず、地域の資源として再活用するプロジェクトが立ち上がりました。それが「ケヤキのつづき」です。
このプロジェクトは、一般社団法人定禅寺通エリアマネジメント株式会社と株式会社ODORIJIの協力によって実現され、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」での資金集めを行っています。関心を寄せる参加者からの支援は予想以上に集まり、当初の目標を1000%も達成。また、プロジェクトの新たな目標として、300万円の支援を目指し、定禅寺通のケヤキを使用した「一枚板テーブル」の製作を進めることになりました。
地域の記憶を未来へつなぐ
本プロジェクトの背景には、「杜の都・仙台」の象徴である定禅寺通のケヤキ並木を大切にしたいという思いがあります。過去には伐採された木がほとんどチップ化されて処分されていく一方で、木々の持っている文化的、歴史的な価値を見落としているのではないかとの指摘から始まりました。2月の活動開始後から、全国各地から集まった支援者は、「目にした街をこれからも大切にしたい」「思い出の場所を後世に残したい」といったメッセージを寄せてくれました。このような声は、プロジェクトを推進する大きな力となっています。
新たな挑戦:ケヤキの一枚板テーブルを目指す
支援が集まる中でプロジェクトチームは、新しい目標を設定しました。それは、集まった資金をもとに、木工の技術を活かしてケヤキの一枚板テーブルを製作し、仙台市の公共施設に寄贈することです。単に個人が楽しむだけでなく、地域共同体のシンボルとしての役割を果たすことが目的です。このテーブルは、コミュニティの新たな交流の場になることを期待されており、木々の持つ生命力と町の絆を再び結びつける大切な存在となるでしょう。
具体的な成果物の紹介
プロジェクトのリターン品として、特製のケヤキ製コースターやレジンアートと組み合わさった時計も提供されています。これらは、日常の中で「杜の都」を感じるアイテムで、地域の文化を身近に楽しむことができます。
プロジェクトの展開と未来
現在、クラウドファンディングは2026年の2月末まで続き、新たな支援者の参加を募っています。さらなる支援が得られた場合、寄贈先の施設や設置予定に関する情報も随時報告していく予定です。プロジェクトには、木工製品の制作やデザインに関わる多くのメンバーが参加しており、地域の活性化を目指して活動を続けています。
本プロジェクトを通じて、地域に根ざした木の持つ力が次なる世代へと受け継がれることを願っています。仙台のケヤキの物語はまだ続きます。あなたも参加して、未来の街づくりに貢献してみませんか?