T2、50億円調達成功
2025-08-18 11:40:12

自動運転トラックの未来を変えるT2が50億円調達

株式会社T2、プレシリーズBラウンドでの資金調達成功



東京都千代田区に本社を置く株式会社T2が、プレシリーズBラウンドにて9社から総額50億円の資金を調達したことを発表しました。この結果、T2の累計資金調達額は110.7億円を超え、日本の物流業界における自動運転技術の進展に向けた重要な一歩となります。

T2の目指す自動運転技術



T2は2022年8月に設立されて以来、日本の深刻なドライバー不足や物流危機に対応するため、レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの開発を進めています。2027年にその商用運行を開始することを目標にしています。この取り組みは、2024年問題に代表される物流の人手不足を解決する一助となることを目指しています。

9社による支援



今回の調達では、株式会社宇佐美鉱油やNX・TCリース&ファイナンス、環境エネルギー投資、鈴与、日本郵政キャピタルなど、名だたる9社が引受先となりました。特に既存の株主である宇佐美鉱油や三井住友海上火災保険、三井倉庫ロジスティクス、三菱地所などがさらに支援を強化する形で参加しています。

資金の使い道



今回調達した資金は、2025年7月からのレベル2自動運転トラックによる商用運行の本格化に活用される予定です。また、レベル4自動運転トラックでの幹線輸送の実現に向けても大きな一歩となることでしょう。T2はこの取り組みを通じて、物流業界の未来を革新し、ユーザーや株主と共に成長を目指します。

各社の期待の声



参加した企業の代表者からは、T2への期待が寄せられています。株式会社宇佐美鉱油の宇佐美社長は、T2の自動運転技術の進展に力強い支持を示し、NX・TCリース&ファイナンスの小林社長は物流業界の社会課題の解決に向けた重要な役割を果たすことへの意欲を語っています。

特に自動運転技術の実用化が進むことで、効率的な輸送が期待され、この分野の革新が急務であることを示しています。これにより、大きな社会的課題である物流の課題に立ち向かう力となるでしょう。

T2の使命



T2の代表取締役である熊部雅友氏は、「今回の資金調達により、弊社の目標に向けた取り組みを加速させていきます。物流の未来を共に支えるという使命を全うするために、全力を尽くします。」と目標を語ります。これからもT2の挑戦に注目が集まり、その進展が業界全体に与える影響に期待が寄せられています。

自動運転技術を活用した新しい物流システムの構築が進む中、T2の今後の展開から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社T2
住所
東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル 1階
電話番号

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