国際ロボット展2025へ金沢工業大学中沢研究室が出展する注目の技術

国際ロボット展2025に出展する中沢実研究室

2025年12月3日から6日まで、東京ビッグサイトにて開催される「国際ロボット展2025」（IREX2025）に、金沢工業大学情報工学科中沢実研究室が出展します。この展覧会は、最新のロボティクスとAI技術を紹介する場となります。

中沢実研究室の出展内容

中沢研究室では、以下の技術やシステムを展示する予定です。特に注目すべきは、対話型AIや自律走行ロボット、交通流解析システム、遠隔コミュニケーション支援ロボットです。

1. 対話型AI-3Dアバター「AI沢みのり」
- 担当: 山本航輝さん
- この3Dアバターは、大学情報案内を円滑に行うために設計されています。独自の感情分析機能を備え、自然な対話を促す表情や声を生成し、言語の壁を越えた対応を実現します。詳細な情報も公式資料に基づいて提示します。さらに、リップシンキング技術により、自然な口の動きでの音声出力が可能です。また、動画も公開されており、実際の動作を確認できます。動画はこちら

2. UWBを用いた高精度位置情報自立走行ロボット
- 担当: 松村拓洋さん
- 工場などでの利用が進む自律走行ロボットですが、悪環境下での位置推定の不具合が課題です。そこで、UWB技術を駆使し、高い精度の自立走行を実現しました。センサーフュージョンを用いることで、より信頼性のある位置推定が可能になっています。詳細な動作映像はこちら。

3. 3DLidarを用いた交通流解析システム
- 担当: 田和広大さん
- このシステムでは、交差点における歩行者や車両の挙動を3次元で解析し、交通システムの構築を目指します。ゲームエンジンを利用した環境設定で、信頼性のあるデータ収集を可能にしました。詳細は動画でご覧ください。

4. 遠距離恋愛支援ロボット
- 担当: 坂下水彩さん
- このユニークなシステムは、抱き枕型のロボットを通じて心拍を再現し、遠距離恋愛をサポートします。心拍情報をクラウド経由で送受信する仕組みで、Bluetoothによる接続も可能です。具体的な動作はこちらの動画で！でご覧いただけます。