リモートワークの本音
2024-07-10 12:29:50

フルリモート勤務は年収ダウンと引き換え? 働く世代の本音とリモートワークの実態調査

フルリモート勤務は年収ダウンと引き換え? 働く世代の本音とリモートワークの実態調査



近年、働き方改革やコロナ禍の影響で、リモートワークが注目されています。仕事とプライベートの両立を重視し、積極的にリモートワークでの働き方を選ぶ人も増えています。しかし、実際に働く世代は、リモートワークにどれだけの価値を感じているのでしょうか?

タレントスクエア株式会社が実施した「働き方×リモートワーク」に関する調査では、20代~30代のフルリモート勤務者と毎日出社者の間で、リモートワークに対する意識に大きな違いが見られました。

年収ダウンの許容範囲は?



毎日出社をしている人に、フルリモートワークになった場合、いくらの年収ダウンまで許容できるのか質問したところ、73.5%の人が「年収が下がるならリモートワークを選ばない」と回答しました。年収の1割減を許容できる人は15.6%、2割減を許容できる人は7.8%という結果でした。

つまり、毎日出社している人の大多数は、年収が下がるのであれば、リモートワークは選択肢に入れないと考えているようです。

リモートワークの頻度による変化



では、リモートワークの頻度によって、年収ダウンに対する許容範囲に変化はあるのでしょうか?

週1リモート、週2リモートの場合も、年収が下がるならリモートワークを選ばないと回答した人が、それぞれ80.5%、77.6%と、フルリモートよりも高い割合となりました。

フルリモートから毎日出社する場合の年収アップ希望額は?



逆に、フルリモート勤務の人が毎日出社する場合、どのくらいの年収アップを希望するか質問したところ、31.6%の人が「年収の2割以上」と回答しました。年収がいくら上がっても毎日出社は選ばない人は24.2%、3割以上を希望する人は16.5%でした。

フルリモートから毎日出社する場合、年収の2割以上アップを希望する人が最も多いという結果になりました。しかし、一方で、年収がいくら上がっても、毎日出社はしたくないという人も少なくないようです。

理想の出社頻度は?



では、働く世代にとって、理想の出社頻度はどのくらいなのでしょうか?

調査結果によると、理想の出社頻度として「毎日」と回答した人が最も多く、次いで「フルリモートワーク」、「週3日」という回答が続きました。

「毎日」と回答した人の多くは、モチベーションの維持や作業環境の確保、トラブルへの対応などを理由に挙げていました。一方、「フルリモートワーク」を理想とする人は、利便性や通勤時間の削減、家庭と仕事の両立などを理由としており、「週3日」を理想とする人は、仕事と生活のバランスを保ちつつ、職場との繋がりを大切にしたいと考えているようです。

リモートワークのメリット・デメリット



リモートワークには、通勤時間の削減や好きな場所で働けるなど、多くのメリットがある一方で、コミュニケーション不足や自己管理の難しさなど、デメリットも存在します。

今回の調査では、リモートワークのメリットとして、「通勤のストレス軽減」が最も多く挙げられ、次いで「空いた時間の有効活用」、「好きな場所で働ける」という回答が続きました。

一方、デメリットとしては、「コミュニケーションが少なくなる」が最も多く挙げられ、次いで「自己管理が難しい」、「モチベーション・意欲の維持が難しい」という回答が続きました。

企業は従業員の働きやすさを重視すべき



今回の調査結果から、働く世代はリモートワークに対して、さまざまな価値観を持っていることが明らかになりました。

企業は、従業員の働きやすさを重視し、個々のニーズに合わせた柔軟な働き方を導入することで、優秀な人材の確保や定着に繋がるのではないでしょうか。

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