内田茂男氏が新理事会の理事長に就任！千葉学園のさらなる発展を目指す

千葉学園の新たな展開

千葉商科大学とその附属高校を運営する学校法人千葉学園は、2025年6月25日に新理事会を発足させ、内田茂男氏が新たに理事長に選出された。この任期は2029年の定時評議員会の終結までの4年間となる。

内田茂男とは？

内田氏は1965年に慶應義塾大学経済学部を卒業後、日本経済新聞社に入社。新聞社の編集局で証券部長や論説委員など多彩な経歴を持ち、2000年には千葉商科大学の教授に就任した。2011年からは同学園の常務理事として経営に携わり、2019年からは理事長を務めていた。

彼はまた、経済審議会や証券取引審議会などの重要な委員を歴任し、学生教育だけでなく、広範な社会活動にも関わっている。趣味はコーラスと知識豊かな内田氏の人柄を伺わせる。

理事会の新体制とその意義

新理事会の発足は、私立学校法改正に伴う寄付行為の施行に基づくものであり、内田氏が理事長として更なる教育環境の改善や地域社会との連携を進めることが期待されている。また、理事会には瀧上信光氏が常務理事に選任され、こちらも任期は内田氏と同様である。

新たな体制の中で、千葉学園は地域に根ざした教育を強化することで、学生の成長を支援し、未来のリーダーを育成することを目指す。特に、現在の教育環境は変わりつつあり、デジタル化や国際化の進展に伴う新しい教育ニーズに応えるため、学園全体での戦略的な取り組みが必須。

今後の展望

内田理事長は、「地域のニーズを実際に反映した教育プログラムを展開し、生徒が学ぶ場としての質を高める」とコメントしている。これにより、千葉商科大学及び付属高校がますます魅力的な教育機関となることが期待される。

また、多様な著書を持つ内田氏の専門知識が生かされ、経済教育の強化にもつながると見込まれている。彼の著作には日本経済に関するものや、証券に関する本が多く、特に『ゼミナール日本経済入門』は日経・経済図書文化賞を受賞しており、その実績も大いに評価されている。

新しい理事会の体制が機能することによって、千葉学園が今後も教育業界において重要な役割を果たしていくことが期待される。これからの取り組みに目が離せない。