普代村に50kWの急速充電器が登場、EVユーザーに新たな利便性を提供

岩手・普代村に新しいEV充電インフラが整備

最近、Terra Charge株式会社は、岩手県普代村に位置する「道の駅青の国ふだい」に50kWタイプの急速充電器を設置することを発表しました。この施策は、政府が進めるカーボンニュートラルの実現に向けた一環であり、全国的にEV充電インフラの拡充が求められています。

EV充電インフラ整備の背景

現在、EVの普及は加速しており、経済産業省は2030年までに全国で30万口のEV充電器設置を目指しています。道の駅は、今までは主に利用者の休憩所として機能していましたが、観光や防災といった新たな役割も期待されています。特に、災害時にはEVが蓄電機能を持つことで、電気が復旧しない地域に電力を供給する「走る蓄電池」として活用できる点が大きな魅力です。

「道の駅青の国ふだい」の魅力

道の駅「青の国ふだい」は、三陸鉄道リアス線の普代駅に隣接しています。アクセスも良く、三陸沿岸道路普代ICからも車で1分と非常に便利です。この道の駅では、地元特産品である昆布を使った商品や新鮮な農産物が販売されており、訪れる観光客にとってのオアシスとなっています。

また、ここではレンタサイクルを利用して懐かしい商店街を散策したり、東日本大震災から地域を守った奇跡の水門「普代水門」を見学することも可能です。観光と歴史が融合した場所で、多くの見どころがあります。

テラチャージの特徴

Terra Chargeは、自治体に負担をかけないECV充電サービスを展開しています。初期費用や運用コストが無料で、安心の日本製の充電器を使用。さらに、24時間対応のコールセンターも完備しており、充電器の運用やアフターメンテナンスも安心です。

設置予定の充電器情報

- 施設名：道の駅青の国ふだい
- 所在地：岩手県下閉伊郡普代村第9地割字銅屋5-3
- 充電器仕様：50kW出力急速充電器1口

テラチャージアプリ

「テラチャージ」は、スマートフォンアプリからも充電サービスを利用可能です。登録は簡単で、3分で完了。充電スポットをアプリで簡単に探し、料金の決済もアプリ内でできます。

このように、普代村に新たに導入される急速充電器は、地域の防災機能を高めるだけでなく、訪れるすべての方々にとって使いやすいインフラとなるでしょう。地域とEV利用者、双方にとってメリットのある取り組みが進むことを期待しています。