いのちを守るための震災伝承交流会について
2024年12月11日、仙台市の仙都会館で「いのちを守るための民間震災伝承」がテーマの伝承団体交流会が開催されます。このイベントは、公益社団法人3.11メモリアルネットワークが主催し、東日本大震災からの14年目を迎え、未だに繰り返される災害の中で、どのように未来の命を守り、教訓を次世代に引き継いでいくかを考える貴重な場となります。
震災からの年月が経つ中で、悲しみや痛みはなお残っていますが、社会の状況や伝承のやり方は変わりつつあります。これまでの活動を縮小または休止した団体や、来訪者が減少した施設もあり、自助努力で取り組んできた方々の多くは「継続性の不安」を抱えています。そこで、この交流会では、震災がもたらした影響を再確認し、支援を受けながら未来に向けた対策を共に考える機会を作ります。
開催概要
- - 日付: 2024年12月11日(月)
- - 時間: 13:00〜16:00
- - 会場: 仙都会館(仙台市青葉区中央2-2-10)およびオンライン(Zoom)
- - 主催: 公益社団法人3.11メモリアルネットワーク
- - 助成: 日本郵便年賀寄付金助成事業
参加対象
この交流会は、以下の方々を対象にしています。
- - 東北3県で震災伝承活動を行っている団体
- - 支援を必要としている伝承団体
- - 伝承活動を支援する企業・団体・個人
- - メディア関係者
- - 防災や伝承活動に関心のある方
プログラム内容
- - 開会・趣旨説明
- - 基調講演「民間の震災伝承の意義」
- 講師: 兵庫県立大学・神戸大学名誉教授 室崎益輝氏
- - 伝承活動報告
- - 参加団体から支援者へのメッセージ
- - 寄付者、講師のコメント
- - 震災伝承活動の現状と今後
- - 伝承団体交流会
- - 3.11メモリアルネットワーク基金公募について
- - 閉会
このイベントの参加費は無料で、参加を希望される方は事前にお申込みが必要です。また、Zoomのアクセス情報は、申し込み後にお知らせします。参加者は、震災から得た教訓や、地域の再生に向けた活動について触れ合い、意見交換を行うことができます。
震災を経験した私たちだからこそ、未来の命を守るために何が必要かを共に考える場になればと思います。この交流会に参加することで、改めて災害伝承の重要性を感じ、さらなる交流と連携の機会を得ることができるでしょう。
お申込みは
こちらのリンクから行えます。
3.11メモリアルネットワークの使命
公益社団法人3.11メモリアルネットワークは、「災害から命が失われない社会」を目指し、1,000以上の団体のネットワークを構築しています。伝承団体の交流や研修活動、地域の現状把握のための調査などを通じて、災害伝承活動を支援しています。私たちの活動の重要性を再認識し、共に未来を守っていきましょう。