銘菓「山川」が進化!
2024-04-08 19:30:57

老舗和菓子店が10年越しの挑戦!日本三大銘菓「山川」がリニューアル!

10年越しの改良!伝統銘菓「山川」が新サイズで登場!



島根県松江市に拠点を置く老舗和菓子店、有限会社風流堂。134年の歴史を誇る同店が、日本三大銘菓の一つとして名高い「山川」を10年もの歳月をかけてリニューアルしました。

今回発売されたのは、従来サイズよりも食べやすい特小サイズ『山川古今』。そのお披露目会には、松江市の上定昭仁市長や、原料を供給する株式会社永江製粉の永江美紀社長も出席し、盛況のうちに幕を閉じました。

「山川」~松江藩ゆかりの銘菓~



「山川」は、江戸後期の松江藩主・松平不昧公が好んだお菓子として知られています。不昧公は、お菓子の断面を紅葉と川に見立て、その美しさに酔いしれたと伝えられています。風流堂の二代目が、不昧公の好みを再現する形で大正時代に復刻した、歴史と伝統に彩られた銘菓なのです。

しっとりとした食感と上品な甘さが特徴で、長年多くの人々に愛されてきました。しかし、近年は「食べきれない」「一口サイズにしたい」といった声も寄せられていたそうです。

10年越しの開発秘話~伝統と革新の狭間で~



風流堂では、この声に応えるべく、10年前から「山川」のリニューアルに着手。5代目店主の内藤葉子氏を中心に、「山川プロジェクト」チームを結成し、試行錯誤を重ねてきました。

開発においては、伝統を守りつつ、現代のニーズにも対応できるよう細心の注意が払われました。百貨店バイヤーからの意見も参考に、パッケージデザインにも工夫が凝らされています。

そして、ついに完成したのが『山川古今』。従来の「山川」の味わいをそのままに、一口で食べられるサイズに改良されました。

新商品『山川古今』の魅力



『山川古今』は、7cm×7cmのコンパクトなサイズ感。従来品と同様に紅白のデザインが縁起の良い雰囲気を醸し出しています。

一口サイズになったことで、より気軽に楽しめるようになり、お茶請けはもちろん、ちょっとした贈り物にも最適です。また、従来品にあった切り目もそのままに、手で割ると可愛らしい形になるのも魅力の一つです。

未来への継承~伝統文化の灯を繋ぐ~



風流堂では、『山川古今』の発売を機に、職人による「山川」の製造実演を月に一度開催することにしました。地元の小中学生にも見学してもらうことで、松江の伝統文化を次世代へと繋いでいきたいという思いが込められています。

100年以上の歴史を持つ「山川」。その伝統を守りつつ、未来へと繋いでいく風流堂の挑戦は、これからも続きます。

お披露目会概要



名称: 風流堂「山川古今」お披露目会

会場: 風流堂寺町本店・五風庵(島根県松江市寺町151)

日時: 2024年4月11日(木)11:30~12:00

内容

有限会社風流堂社長 内藤葉子氏によるご挨拶
株式会社永江製粉 永江美紀社長によるコメント
島根県松江市 上定昭仁市長によるお言葉
職人による山川の製造実演

風流堂について



有限会社風流堂は、島根県松江市で創業134年の老舗和菓子店です。代表銘菓「朝汐」と日本三大銘菓「山川」で広く知られています。地元の素材を使った質の高い和菓子作りを追求し、伝統を守りながら新しい商品開発にも積極的に取り組んでいます。

会社情報

会社名
有限会社 風流堂
住所
島根県松江市矢田町250-50
電話番号
0852-21-2344

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