地域の未来を考えるピッチコンテストの開催
2023年4月12日、ごうぎん(山口銀行)では、社内イベント「第3回 当行のミライを考える会」が行われ、創造的なビジネスアイデアを発表するためのピッチコンテストが開催されました。このイベントは昨年11月にスタートした「ミライ創造プロジェクト」の一環として実施されており、地域社会のニーズに応えるための新しいビジネスアイデアを求めています。
このプロジェクトでは、行職員から112件もの応募があり、その中から厳しい1次審査を通過した6つのアイデアが選ばれました。選ばれたアイデアは、各参加者が自身のビジョンをプレゼンする機会を得ました。審査員による評価を経て、最優秀賞に輝いたのは「ごうぎんデジタルグリーンボンド」というアイデアを提案した地域振興部の松田智也さんです。
最優秀賞アイデアの概要
松田さんの提案する「ごうぎんデジタルグリーンボンド」は、Web3.0技術を活用し、環境投資向けの資金調達プラットフォームを構築するというものです。このプラットフォームは、環境への投資ニーズを抱える人々と、地域の企業が小規模な脱炭素化投資案件を結びつけることを目的としています。これにより、地域内での脱炭素化を加速させることを狙っています。
松田さんは、地域経済の持続可能な発展に寄与するため、行員のアイデアを大切にしながら、地域課題の解決を目指すと意気込みを語りました。
地域への貢献を目指すごうぎんの取り組み
ごうぎんは今後も、「ミライ創造プロジェクト」を通じて地域の夢やお客様の夢を実現するための取り組みを継続していく具合にしています。新しいビジネスの創出や地域経済の活性化を図ることで、地域社会の課題解決に貢献し、持続的な発展を支援していくことが期待されています。
今回のピッチコンテストを通じて、興味深いアイデアが多く発揮され、地域の未来に向けた新たな一歩が踏み出されました。ビジネスアイデアをさらに具体化し、実現可能にするための活動がこれからも続いていくことでしょう。
地域振興部の松田智也さんは、今回の受賞に満足する一方で、これをきっかけに多くの人々が脱炭素化に取り組むきっかけとなるよう願っています。今後の進展にも目が離せません。