経済産業省北海道局とPR TIMESが手を結ぶ
2024年11月26日、株式会社PR TIMES(東京都港区)は、経済産業省北海道経済産業局(北海道札幌市)と連携協定を結び、北海道内の企業へのPR支援に取り組むことを発表しました。この協定は、道内企業の情報発信を強化し、地域経済の活性化を目的としています。
支援対象企業と内容
支援の対象となるのは、以下のような企業です:
1. 農林水産物・食品輸出に力を入れる事業者
2. 省エネルギー・新エネルギー分野で受賞した事業者
3. 「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定された企業
さらに、同局の支援施策を活用する他の企業も対象となり、この協定で想定されている支援内容には次のようなものが含まれます:
- - PR TIMESの無償利用プログラムの提供
- - PRに関する広報セミナーの開催
- - 同局の支援施策に関連するプレスリリースも無償で提供
重要性と背景
北海道は、広大な農地や水産資源を有しているため、初期産業が重要な役割を果たしています。特に「食」に関するビジネスは、第3次産業である観光業と関連性があり、地域経済にとって不可欠です。政府は、農林水産物や食品の輸出拡大を目指しており、北海道経済産業局は「北海道“食”輸出産地支援プラットフォーム」を設置し、積極的に支援施策を実施しています。
本協定によるPR支援は、このような取り組みを更に促進し、支援対象企業の新たなビジネス展開やブランド力向上を期待させます。また、寒冷地での省エネルギーや新エネルギーの活用促進も重要な課題で、受賞企業の取り組みを広く周知することで、他の企業へのポジティブな刺激となることが見込まれています。
中小企業庁との連携とさらなる展開
中小企業庁は、地域経済や日本経済に貢献する可能性がある中小企業を選定する取り組みを行っています。2018年以降、北海道で選定された企業への支援も視野に入れ、地域企業の情報発信力を強化します。また、このプログラムは、他の地域での成功事例をもとに展開される予定です。
PR TIMESの役割
PR TIMESは、導入企業数10万社を超え、地方企業やスタートアップなど多機能なプラットフォームを提供しています。これまでも、地方地域の情報発信を促すために、金融機関や自治体との提携を進めてきました。北海道では既に金融機関や自治体との連携契約も結んでおり、これからの情報発信や広報活動の促進が期待されます。
この連携協定を通じて、道内企業が持つ潜在的な可能性を広め、地域経済のさらなる発展を目指していくことが重要です。PR TIMESは、この機会を生かし地域発信の強化に尽力します。