OECD-FAO農業見通し
2024-06-27 12:30:57
世界農業の未来予測!OECD-FAO農業見通し(アウトルック)2024-2033発表イベントレポート
世界の食料需給を左右する!「OECD-FAO農業見通し(アウトルック)2024-2033」発表イベントレポート
2024年7月5日、経済協力開発機構(OECD)と国連食糧農業機関(FAO)は、共同で発表した「OECD-FAO農業見通し(アウトルック)2024-2033」に関する発表イベントを開催しました。
このイベントは、世界各国の農産物・水産物市場の今後10年間の見通しを、国、地域、世界レベルで評価した報告書の内容を、OECDとFAOの専門家から直接聞くことができる貴重な機会として、多くの人々の注目を集めました。
農業市場の未来を予測!専門家による詳細な解説
イベントでは、OECDとFAOの報告書の執筆者が、オンラインにて「OECD-FAO農業見通し(アウトルック)2024-2033」の概要を解説しました。
OECD 貿易農業局シニア農業政策アナリストのフーベルトゥス・ゲイ氏と、FAO 市場・貿易部シニア・エコノミストのホルガー・マテイ氏は、世界的な食料需要と供給の動向、気候変動の影響、貿易政策、技術革新など、農業市場の将来を左右する様々な要因について分析結果を共有しました。
参加者からの熱心な質問
講演後には、参加者から活発な質疑応答が行われました。気候変動が農業に与える影響、食料安全保障の課題、新たな農業技術の導入など、幅広いテーマについて質問が寄せられました。専門家たちは、それぞれの質問に対して、最新の知見に基づいた詳細な回答を提供しました。
日本の農業政策への影響も期待
イベントの最後に、農林水産省の輸出・国際局国際戦略グループ国際交渉官の田谷慎一氏は、日本の農業政策と世界的な食料需給の動向について、自身の見解を述べました。
「OECD-FAO農業見通し(アウトルック)2024-2033」は、世界各国の政府や企業が農業政策や事業戦略を策定する上で重要な指針となることが期待されています。
イベント概要
日時: 2024年7月5日(金)16:00~17:00
形式: オンライン(Zoomウェビナー)
言語: 日本語・英語(同時通訳)
主催: FAO駐日連絡事務所、OECD東京センター
参加者の声
「世界的な食料需給の動向を、専門家から直接聞くことができて非常に有意義でした。今後の農業政策や事業戦略を検討する上で、重要な情報を得ることができました。」
「気候変動や貿易政策など、様々な要因が農業市場に影響を与えていることを改めて認識しました。今後も最新の情報に注意深く耳を傾けていきたいと思います。」
まとめ
「OECD-FAO農業見通し(アウトルック)2024-2033」発表イベントは、世界農業の未来を展望し、今後の食料安全保障や持続可能な農業のあり方を考える上で非常に重要な機会となりました。
今後も、OECDとFAOが発表する情報に注目し、世界的な食料問題への理解を深めていく必要があるでしょう。