名古屋で初開催されるモビリティ マテリアル展の魅力
2026年2月18日から20日の期間、名古屋で「高機能素材Week 内 第1回 モビリティ マテリアル展」が初めて開催されます。主催はRX Japan合同会社で、本イベントはモビリティ産業の未来を見据えた重要な展示会として注目されています。
この数年、EV(電気自動車)や自動運転技術の発展と共に、これらに伴う課題も明らかになっています。特にEVにはバッテリー火災や航続距離の短さ、自動運転時のセンサー誤作動といった問題が存在します。これらの課題に対する解決策の一つとして、近年業界で注目されているのが素材技術の進化です。
EVバッテリー火災の危険性
近年、国内外でEVバッテリーが原因となる火災が多発しています。これらの火災は、特に“熱暴走”が原因で発生するため、その安全対策は急務です。国土交通省は2027年に新たな保安基準を設け、安全性をさらに強化する方針を示しています。ここでの素材技術の改善が鍵を握っているのです。具体的には、難燃性や高断熱性といった特性を持つ新素材が必要とされています。
軽量化が航続距離に与える影響
EVの最大の弱点の一つは、航続距離の限界です。EVは通常、ガソリン車よりも重く、そのため電費が悪化しがちです。この問題を解決するためには、金属素材からCFRP(炭素繊維強化プラスチック)や複合材に移行することで、40〜60%の軽量化が可能です。この軽量化が実現すれば、航続距離や電費の改善に直結します。
自動運転における素材の重要性
自動運転に必要な各種センサーは、電磁波ノイズの影響を受けやすく、その影響で誤作動を起こすと大きな事故に繋がる可能性があります。したがって、重要となるのは電磁波シールド材や高周波対応素材です。多くの部品メーカーは、この分野への開発を急速に進めています。
特別企画の実施
名古屋で開催されるモビリティ マテリアル展では、特別な体験型イベントも企画されています。
- - スーパーカーの展示: 高機能素材を使用したスーパーカーの実車を名古屋で初公開。素材が及ぼす軽量化やデザインへの影響を実際に目にすることができます。
- - 次世代小型モビリティの試乗体験: Lean Mobility社による次世代小型モビリティ「Lean3」の試乗会が開催され、小型でありながら高い安定性を体感可能です。
- - 業界交流会: モビリティと材料業界の関係者約200名が集まる交流イベントも開催。セミナー登壇者や展示企業の技術責任者と直接話ができる貴重な機会です。
- - 特別セミナー: トヨタ自動車や本田技術研究所など、モビリティ産業をリードする企業が登壇し、最新の材料戦略や技術について語ります。
このように、モビリティ マテリアル展は技術・企業・人が集まり、モビリティ産業の未来を形作る重要な場となります。名古屋の地域ならではの特別企画も多数用意されていますので、ぜひご注目ください。
開催概要
- - 開催日: 2026年2月18日(水) - 20日(金) 10:00 - 17:00
- - 会場: ポートメッセなごや
- - 主催: RX Japan合同会社
公式ホームページからの来場登録をお忘れなく!