シーテック株式会社の新ポータブル電源「ポポフ」シリーズが進化
シーテック株式会社が発表した新しいポータブル電源「ポポフ」シリーズは、2024年から販売を開始し、2025年に新モデルを追加する予定です。これにより、さまざまな利用シーンでの対応力を強化しています。特に、新たに追加される「ポポフmini」と「ポポフmini for Education」は、オフィスや教育現場での使用に特化した機能を備えています。
ポポフシリーズの特長
「ポポフ」シリーズは、その最大の特長として、配線工事の不要や充電トレイによる簡単な充電、多ポート出力による多端末への同時給電が挙げられます。非常用電源としても利用でき、法人から個人まで、さまざまな分野での導入が進んでいます。具体的には、ノートPCやタブレットを同時に複数台充電できるため、会議室や共有オフィス、展示会場でも多くの需要があります。
ポポフ
2024年に登場する「ポポフ」は、最大6ポート(USB-C×4、USB-A×2)を搭載し、ノートPCやタブレット4台を同時に給電することが可能です。また、PD対応ケーブルを含むUSBケーブルが3本付属しており、アウトドアでもオフィス内でも手軽に電源を供給します。サイズと重量も考慮されており、持ち運びにも便利なデザインです。
ポポフmini
2025年8月に発売予定の「ポポフmini」は、コンパクトなデザインが特徴で、個人向けのモデルとして設計されています。マグネット式のQi2ワイヤレス充電やUSB接続により、スマートフォンやPC、イヤホンなど複数のデバイスを同時に充電できる機能があります。特に、家庭やカフェでの利用を想定しており、手のひらに収まるサイズで持運びが容易です。また、盗難防止用ロック機能を搭載した4台セットの商品も用意されています。
ポポフmini for Education
教育現場向けに設計された「ポポフmini for Education」は、GIGAスクール端末に対応するモデルです。この製品は軽量で丈夫な設計がなされており、盗難防止機構も標準で装備されています。2台のノートPCやタブレットを同時に充電できる能力を持ち、児童がシンプルに持ち運べるサイズとデザインがポイントです。
安全性と利便性
全てのモデルに共通しているのは、安全性と長寿命を兼ね備えたリン酸鉄リチウムイオンバッテリーが使用されている点です。これにより、約2,000回の充放電が可能であり、日常使用の際の防災対策としても期待されています。
今後の展開
シーテック株式会社は、さらにオフィス家具店や家電量販店への流通拡大を図り、新たなパートナーシップを形成して、今後3年間で累計10万台の販売を目指します。また、ポポフシリーズは東京ビッグサイトで開催される「オルガテック東京2025」にも展示される予定であり、現地での体験が期待されています。
このように、シーテック株式会社の「ポポフ」シリーズは、実用性とデザイン性を兼ね備えた先進的なポータブル電源として、今後の展開が非常に楽しみです。
会社情報
シーテック株式会社は、東京都中央区に本社を置き、IoT製品の開発・販売を手掛けています。代表取締役は松江芳夫氏。
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