教科書会社がビジネス向けワークショップを大阪で開催

教科書会社がビジネスパーソン向けワークショップを開催

日本文教出版株式会社（本社：大阪市住吉区、代表取締役社長：佐々木秀樹）は、1951年の創業以来、70年以上にわたって小・中・高等学校向けの教科書を発行してきました。特に図工や美術の教科書は、多くの学校で使用され、高いシェアを誇っています。しかし、同社が教科書の枠を超え、ビジネスパーソン向けの新しいサービスを展開することを決定しました。

2025年3月13日（木）、大阪市の「こども美術館スカイミュージアム」にて、初の対面型ワークショップが開催されることが発表されました。このワークショップは、「Art for Co-Creationプロジェクト」と名付けられ、現代社会における多様な価値観を理解し、共創していくことを目的としています。アートを通じて、自己や他者を理解し、肯定するためのヒントを探索します。

Art for Co-Creationプロジェクトについて

このプロジェクトでは、個性豊かな価値観を持つ人々が「共創」という形でつながり合うことを目指しています。アートはそのための重要な手段と考えられており、単なる思考を超え、身体を使って感じ、他者との対話を通じて新たな視点や気づきを得ることが重要です。アートの経験を通じて、参加者は異なる価値観を理解し、それを共創の「種」に変換することが開かれます。

ワークショップの内容

今回のワークショップでは、「チームビルディング」や「コミュニケーション」など、ビジネスパーソンが抱える実際の課題に焦点を当てます。アートを利用したアクティビティを通じて、新しい発見や本音を引き出すコミュニケーションの方法を体感できます。

その具体的なテーマは「なぜ、チームメンバーは本音を語らないのか？」です。このテーマのもと、参加者は自由に意見を交わし、共創の重要性を学んでいきます。「独りよがりのコミュニケーション」が課題となる中、アートを活用したワークを通じて、参加者同士が本音を引き出し、共創的なコミュニケーションのあり方を考えていきます。