「未来予測図」の全貌
2022-06-03 16:18:12

ゼロゼロ融資返済を支援!新クラウドサービス「未来予測図」の全貌

新たな視点から中小企業の経営を支える、「未来予測図」



2022年度中、小規模中小企業への資金繰りが試練の時を迎えています。対策として登場したのが株式会社エフアンドエムが提供するクラウド型財務・資金繰り改善サービス「未来予測図」です。このサービスは、特にコロナ禍の影響で借入れを行った企業に対して、返済計画の不安を解消することを目的としています。

コロナ禍の影響とゼロゼロ融資の意義



コロナウイルスの流行による経済的影響は計り知れず、特に中小企業にとっては大きな打撃を受けました。2021年の倒産件数は前年に比べ大幅に減ったものの、それには実質無利子・無担保でお金を貸し出す「ゼロゼロ融資」の影響が大きいのです。この融資制度を活用して多くの企業が資金を確保しましたが、2022年度には返済が始まる企業が増加し、返済の負担が企業にのしかかっています。

返済が開始されるも、ウクライナ情勢による原油価格の高騰や、半導体不足などの外的要因も相まって、多くの企業が収益力を回復できない状況です。したがって、資金繰りの悪化が懸念され、経営者たちは不安を抱える日々を余儀なくされています。

手間を省く、未来予測図とは?



そこで「未来予測図」が開発されました。このサービスは、中小企業の経営者が手間をかけずに自社の資金繰りを把握できることを目指しています。必要な財務帳票を預かり、入力を代行することで、複雑な作業を軽減します。さらに、過去のデータだけでなく、経営者から直接ヒアリングした売上予測を基に、現実的な収益計画を策定します。

このサービスは、自社のみならず、金融機関との対話ツールとしても利用可能です。作成した計画書は、中小企業庁が推奨する早期経営改善計画の内容を概ね網羅したフォーマットに変換できるため、スムーズなコミュニケーションが期待できます。

具体的なサービス内容と対象



「未来予測図」の具体的な利用対象は、売上規模10億円未満の中小企業や、コロナ融資制度による返済負担に不安を抱く企業です。また、資金繰り表や事業計画書の提出を金融機関から求められている企業にも適合しています。企業のスムーズな資金繰りを支援することで、多くの中小企業が本サービスを通じて経営の安定を図れることを願っています。

未来展望とさらなるサポート



「未来予測図」は、単なるサービスにとどまらず、中小企業が持続的に発展するための基盤を提供します。特に、経営者は営業や技術の最前線で活躍することが多く、財務状況に時間を割くことが難しいのが現状です。この課題に応える形で、今後は1万社への導入を目指し、金融機関へのOEM提供も進める予定です。

会社概要



株式会社エフアンドエムは、1990年に設立され、大阪府吹田市を本社としています。現在、610名以上の従業員が在籍し、個人事業主や中小企業向けの会計・管理部門の支援を行っています。只今、「未来予測図」以外にも多様なサービスを展開し、中小企業の経営革新を支えるための取り組みを進めています。

会社情報

会社名
株式会社エフアンドエム
住所
大阪府吹田市江坂町1-23-38F&Mビル
電話番号
06-6339-7177

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。