Growth FullStack登場!
2021-09-24 09:00:04
TenjinとGameAnalyticsが新ツールGrowth FullStackを発表!マーケティングに革命をもたらす
Growth FullStackのリリースとその影響
TenjinとGameAnalyticsが提携し、モバイルデベロッパー向けに新たなツール「Growth FullStack」を発表しました。このツールは、iOS 15と共に登場し、プライバシーを重視したマーケティングを実現するための統一的なアプローチを提供します。アプリの個人データを提供するユーザーが減少する中、マーケターは分散したデータにしかアクセスできなくなり、パフォーマンスマーケティングの運営が難しくなっています。
iOS 15のリリースに伴い、AppleのデバイスID(IDFA)の使用が制限され、アプリデベロッパーは新たな課題に直面しています。特に、Androidでも同様の変更が予想されることから、モバイルデベロッパーはその影響を受けざるを得ない状況です。大手のアプリパブリッシャーは、集約されたデータが求められる現実を認識していますが、99%のモバイルパブリッシャーにとっては、必要なデータサイエンスやR&Dチームが利用できません。
マーケティング手法が変わりつつある中、Growth FullStackは特にモバイルパブリッシャー向けに設計されたキャンペーン最適化のためのカスタム分析を提供します。特徴として、コーディングなしでの導入が可能なプラグ・アンド・プレイのモデルがあり、マーケターは複雑なデータを整理しやすくなります。これにより、社内にデータエンジニアを雇う必要もなくなります。
TenjinのCEOであり共同創業者のChristopher Farmは、この提携を通じてGrowth FullStackを提供できることを嬉しく思っています。彼は、「モバイルマーケターは、断片化したデータソースや分析手法を持ちながらも、ポストIDFAの時代にそれを統合する手段がなかった」と語ります。iOS 14/15において、特定のデータ(国別情報など)の取得が難しくなりましたが、このツールを使うことで、アドネットワークのデータを解析し、大手パブリッシャーに匹敵するインサイトを得られることが強調されています。
GameAnalyticsの会長兼ファウンダーであるMorten E. Wulff氏もこの発表に賛同しており、「データツールを横断的に利用したいというクライアントの声に応えるために、Growth FullStackは重要な役割を果たす」と説明します。近年、モバイルパフォーマンスマーケティングの環境は厳しくなっていますが、このツールにより、あらゆる規模のパブリッシャーが独自の技術なしで新しい視点でデータ分析が行えるようになると述べています。
成長著しいLucky Kat StudiosもGrowth FullStackを試しています。同社の共同創業者兼CTO Hernan Zhou氏は、ポストIDFA時代におけるモバイルマーケティングの変更に対する支援が必要だと語ります。古いツールではiOS 14以前の広告出稿をサポートすることができず、既存のデータソースを最大限に活用できていなかったため、Growth FullStackはまさに必要不可欠なツールです。
結論
TenjinとGameAnalyticsが共同開発したGrowth FullStackは、プライバシーを重視した新しいマーケティング手法を可能にする重要なツールです。データの統合化と分析を簡単にし、アプリやゲームの開発に集中できる環境を提供します。詳細な情報は公式サイトで確認できます。
会社情報
- 会社名
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Tenjin Inc.
- 住所
- 東京都港区赤坂
- 電話番号
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