豊橋市がHyundaiから水素電気自動車「NEXO」を無償貸与し持続可能な未来へ

豊橋市にHyundaiの水素電気自動車「NEXO」が無償貸与

2024年8月8日、Hyundai Mobility Japanは、愛知県豊橋市へ水素電気自動車「NEXO」を無償貸与しました。この取組は、同市と締結した「電動車災害派遣協定」に基づくもので、Hyundaiが提供する環境に優しいモビリティの利用が期待されています。

「NEXO」の特長

「NEXO」は、走行中に二酸化炭素を排出しないゼロエミッション車（ZEV）です。水素と大気中の酸素を利用して電気を生み出し、その電気でモーターを駆動させる仕組みです。この技術はHyundai独自のもので、アメリカの「WardsAuto 10ベストエンジン」に選ばれた実績もあります。また、34kgもの環境にやさしいバイオ素材を用いて製造されており、二酸化炭素の排出量も抑えられています。

豊橋市との関係強化

Hyundaiは2023年4月に豊橋市に新車整備センターを開設し、2024年1月29日には「IONIQ 5」を公用車として寄贈する等、同市との連携を強化してきました。今回の「NEXO」の導入は、豊橋市の脱炭素社会実現に向けた取り組みの一環です。市はこの車両を活用し、市民や職員の環境意識向上に努めていく予定です。