能登半島地震医療支援
2024-01-31 17:30:27
能登半島地震被災者支援に特化した無料LINE医療相談サービス開始
令和6年能登半島地震被災者支援:Genon社の無料LINE医療相談サービス
昨年1月1日に発生した令和6年能登半島地震では、甚大な被害が発生し、現在も停電や断水、交通網の混乱が続いています。多くの被災者の方々が、医療機関へのアクセスや必要な医薬品の入手といった困難な状況に置かれています。
こうした状況を受け、オンライン皮膚科診療サービス「ヒフメド」を運営する株式会社Genonは、被災者の方々への支援として、LINEによる無料医療相談サービスの提供を開始しました。本サービスは、Genon社の企業理念である『医療の見える化をし、個別医療を実現する』に基づき、被災者の方々の不安軽減に貢献することを目的としています。
背景:避難所での皮膚トラブルと新たなニーズ
地震発生直後から、Genon社は避難所における皮膚トラブルへの対策として、支援プロジェクトを発足させました。避難所では、皮膚科薬や保湿剤、除菌用品の不足から、皮膚の炎症や乾燥、さらには感染症のリスク増加が懸念されました。そこで、全国の皮膚科患者からの協力を得て、物資を集め、避難所への供給を行いました。
しかし、現地の調査を通して、物資の供給だけでは不十分であるという課題が浮き彫りになりました。避難所や自宅に戻られた被災者の多くは、水道設備の復旧が遅れていることや、住居の損壊による寒さ、生活環境の悪化などにより、様々な健康問題を抱えていました。さらに、医療機関へのアクセスが困難なため、我慢しているケースも多く見られました。
オンライン医療相談:隠れた健康課題への対応
被災地への医療従事者の派遣には限界があることから、Genon社はオンライン診療サービスの強みを生かし、LINEチャットを用いた医療相談サービスを提供することにしました。これにより、被災者の方々は、自宅にいながら医師に相談することができ、健康状態の改善や適切な医療機関への受診判断、市販薬による対処法などのアドバイスを受けることができます。
サービス概要
提供サービス: LINEチャット、必要に応じて通話によるオンライン医療相談
対象者: 令和6年能登半島地震により被災された石川県在住の方々
利用料金: 無償
期間: 2月1日~2月29日(暫定)。ニーズや状況を踏まえ、期間延長やエリア拡大を検討
Genon社の取り組み
Genon社は、今回の取り組みを通して、オンライン医療相談サービスの有効性を検証し、今後の災害時における医療支援体制の構築に繋げていきたいと考えています。また、ヒフメドでの経験や協力医師、患者からのフィードバックを活かし、被災者の方々の医療ニーズに寄り添った支援を継続していきます。
株式会社Genon
株式会社Genonは、医療・ヘルスケア領域におけるソフトウェア・サービス開発を手がける企業です。大阪市北区梅田に拠点を置き、皮膚科専門医の後藤和哉医師を監修医に迎え、オンライン皮膚科診療サービス「ヒフメド」を運営しています。
本件に関する問い合わせ先
株式会社Genon
所在地:大阪市北区梅田1丁目3-1 大阪駅前第1ビル 8階
代表者:高原千晶
設立:2022年1月
事業内容:医療・ヘルスケア領域のソフトウェア・サービス開発
会社情報
- 会社名
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株式会社Genon
- 住所
- 大阪府大阪市北区梅田1丁目3−1大阪駅前第1ビル8階
- 電話番号
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