アークエッジ・スペース
2025-12-24 14:23:23

アークエッジ・スペース、JAXAの宇宙戦略基金事業に登録

アークエッジ・スペースがJAXAの新たな実証機関に



株式会社アークエッジ・スペースは、国内の宇宙産業を牽引するスタートアップである。東京都江東区に本社を構え、超小型衛星の設計や運用など、幅広いサービスを提供している。また、最近、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運営する「宇宙戦略基金事業」において、「国内打上げが調整可能な軌道上実証機関」として新たに登録されたことが発表された。

宇宙戦略基金とは



宇宙戦略基金は、日本の宇宙産業の競争力を高めるために設立された支援制度であり、産学官の連携によって新しい技術やサービスの実用化を目指している。このプロジェクトでは、宇宙分野における新しい技術の実用化を促進するための軌道上実証の機会を整備することが主な目的である。アークエッジ・スペースがこの機関に登録されたことで、同社の技術力と信頼性が改めて認識されたことになる。

登録機関としての役割



アークエッジ・スペースは、自社開発の6U汎用人工衛星プラットフォームを利用して、ユーザーが開発したペイロードを乗せた衛星を地球低軌道(LEO)で運用する機会を提供する。これには、衛星設計、製造、打上げの調整、地上局での通信環境整備、さらに軌道上での支援までを包括的にサポートすることが含まれる。

特に、アークエッジ・スペースでは、ユーザーの問い合わせから約2年での打上げを見込んだ実証スケジュールを提案できる体制を整えており、特に研究機関や企業が持つ新しい技術やサービスの迅速な検証を可能にしている。

コストパフォーマンスと信頼性の高いサービスの提供を通じて、宇宙技術の実用化をここから加速させていくことが大いに期待されている。これにより、宇宙の技術が私たちの日常生活の中で当たり前となる未来を目指すことができる。

将来の展望



アークエッジ・スペースは、本登録を通じて、国内外のさまざまな企業や研究機関と連携しながら、多様な衛星ペイロードや宇宙利用技術の実証を行っていく。これにより、宇宙が身近な存在となる社会の実現を推進し、技術実証から事業化の段階へと進むことを目指している。

企業情報



アークエッジ・スペースは、超小型衛星コンステレーションの企画・設計から量産、運用に至るまで、包括的なソリューションを提供している企業だ。将来的には、地球観測や衛星通信、さらには月面活動に向けたインフラの構築、深宇宙探査など、様々なミッションにも対応可能な体制を整えている。

本社の所在地は東京都江東区で、代表取締役CEOの福代孝良氏が率いる企業は、今後も人々により安全で豊かな未来を提供するために様々な挑戦を続けていく。このような技術革新が続くことで、宇宙産業の未来はさらに輝かしいものとなるだろう。


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会社情報

会社名
株式会社アークエッジ・スペース
住所
東京都江東区有明一丁目3番33号ドーム有明ヘッドクォーター3階
電話番号
03-5844-6474

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