株式会社トレードワークスが新サービスを発表
株式会社トレードワークス(本社:東京都港区、代表取締役社長:齋藤 正勝)は、ヒロセ通商株式会社との監査支援の実績を背景に、金融庁が2024年10月に発表した「金融分野におけるサイバーセキュリティに関するガイドライン」に従った「サイバーセキュリティ監査支援サービス」の提供を開始します。この新サービスは、高リスクかつ高規制の業種に対する実務的知見と実績を基にしたもので、特に証券や銀行、暗号資産業界での強化を図ります。
サービスの特徴
本サービスは、単なる技術支援や脆弱性診断を超え、金融機関の経営層を含むサイバーリスク管理体制の整備を支援します。具体的な特徴は以下のとおりです:
1.
自己評価業務の代行:必要な資料の提出とヒアリングを通じて、お客様の自己評価業務を代行します。
2.
高品質な監査の実施:これまでの規制業種で培った当社の知見を活かし、高品質な監査を行います。
3.
事業環境に応じた対応:一律の対応ではなく、顧客ごとに異なる事業環境やリスク許容度に合わせた監査を実施します。
4.
改善提案の提供:監査結果に基づく改善提案とリスク対応のアドバイザリー機能を報告会で提供します。
背景:ガイドラインへの対応ニーズの高まり
最近のサイバー攻撃はますます高度化しています。それに伴い、金融庁は金融機関に対して、経営レベルでのサイバーセキュリティ強化を求めています。特にインシデント発生時の説明責任や情報開示の迅速性が重視され、第三者の監査や証跡の整備が急務とされています。
金融基盤の信頼性とセキュリティ統制
トレードワークスは、金融システム開発に携わる中で高負荷取引システムの構築・運用を行い、高信頼性とセキュリティを兼ね備えたアーキテクチャ設計のノウハウを蓄積してきました。これを活かして、今後はサイバーセキュリティの体制構築やガバナンスの整備に注力し、組織全体のレジリエンス向上に貢献します。
今後の展望
今後は、サイバーリスクの特定・評価からシステム設計、運用、監査に至るまでの統合的なデジタルリスクマネジメント体制の構築を進めていきます。また、豊富な実績を基にした実践的かつ継続的な支援を通じて、お客様のニーズに応じた強固で説明責任を果たせるセキュリティ体制の確立に貢献します。
お問い合わせ
本件に関する詳細は、株式会社トレードワークスのサイバーセキュリティグループまでご連絡ください。