アイリスグループ、新米価格を大幅に引き下げ
アイリスグループの株式会社アイリスプラザは、同社が運営する「アイリスプラザ」公式通販サイトおよび、ホームセンター「ダイシン」と「ユニディ」全店舗において、令和7年産新米の値下げを開始することを発表しました。この値下げは、2025年12月23日(火)から実施され、消費者がより安心してお米を購入できる環境を整えることを目的としています。
新米の値下げ理由
新米の価格は、近年の米不足の影響で高止まりしており、多くの家庭にとって経済的負担となっていました。アイリスグループは、この状況を受けて最大12.5%の値下げを決定しました。具体的には、2025年12月22日時点の平均小売価格を基に、価格改定が行われます。この価格改定は、消費者が安心して美味しいお米を適正価格で購入できることを目指しています。
アイリスグループの取り組み
アイリスグループは、東日本大震災後の被災地支援や農業復興をテーマに、2013年から精米事業に参入しました。自社グループ内での玄米の調達から精米、流通、販売まで一貫して行う体制を整えています。この取り組みは、地域の農業を支え、安定した米の供給を確保するための重要なステップです。
さらに、近年政府備蓄米の購入契約を結び、他社に先駆けて安定的な販売を開始しました。これは、消費者により早く安定したお米を届けるための施策です。昨年5月には、全国に先駆けて新米の販売を開始し、予定数量を目標に販売を行いました。
新米の詳細情報
今回の値下げ対象となるのは、「令和7年度産 和の輝き 国産ブレンド」です。この新米は、アイリスプラザにて2025年12月23日7時より新価格にて提供され、発注から1~3日以内に発送される予定です(年末年始期間を除く)。
価格改定後も、数量制限なしで販売を行う方針ですが、状況によって販売方法が変更される場合があるため、注意が必要です。
アイリスプラザでは、新米購入時に特定の割引との併用ができないことや、ポイント還元の対象外であることも記載されていますので、購入前に確認することが推奨されます。
まとめ
アイリスグループは、単なる値下げの実施だけでなく、国内農業の振興やフードセキュリティの強化にも貢献しようとしています。消費者が安心して美味しい米を手に入れられる環境を整えることで、社会的なニーズにも応えることを目指しています。今後のアイリスグループの動向に、注目が集まることでしょう。