アパレルECのオムニチャネル戦略を支援する「OmnibusCore」
フューチャーアーキテクト株式会社は、株式会社ダイドーフォワードが運営する自社ECサイトと外部ECモールとの連携強化に向けて、オムニチャネル戦略支援クラウド型プラットフォームサービス「OmnibusCore」を提供開始しました。
「OmnibusCore」は、EC関連企業間のデータ連携を促進し、オムニチャネル化を支援するプラットフォームです。販売情報の統合により、販売機会の損失を抑制します。
ダイドーフォワードでは、「OmnibusCore」を活用することで、自社システムの情報を外部ECモールに自動で反映することが可能になります。これにより、これまでモールごとに実施していたデータメンテナンスが不要となり、運用負荷の軽減を実現できます。さらに、商品数の拡大や新たな外部ECモールへの出店も容易になります。
「OmnibusCore」は、予約販売やBtoC出荷データの自動連携、商品情報の管理・連携など、ニーズに合わせた機能を提供し、カスタマイズにも対応しています。
ダイドーフォワードのEC戦略強化
ダイドーフォワードは、自社ECサイトに採用している中堅・大手企業向けECプラットフォームシステム「ecbeing」と外部ECモールとのシームレスなデータ連携を実現するために、「OmnibusCore」を採用しました。
外部ECモールからの引き当て情報を「OmnibusCore」から「ecbeing」にリアルタイムで連携することで、在庫効率化を実現します。ダイドーフォワードは、「OmnibusCore」を活用して2024年6月時点で2つの外部ECモールと連携し、年内に9つまで外部ECモールとの連携を拡大する予定です。
アパレルEC市場の拡大と課題
国内EC市場が拡大を続ける中、アパレル分野はEC化率が高く、ECでの販売強化が重要性を増しています。しかし、ECサイトの運用負荷や、システム開発・管理コストは増加傾向にあります。
フューチャーアーキテクトは、アパレル業界での豊富なシステム開発の実績と知見を活かし、「OmnibusCore」を提供することで、お客様のDXを推進し、業務効率化による経営課題解決と利益最大化を目指します。また、在庫の適正化による持続可能な成長にも貢献します。
今後の展望
フューチャーアーキテクトは、今後も「OmnibusCore」の機能強化とサービス拡充を進め、アパレルEC企業のオムニチャネル戦略を支援することで、業界全体の成長に貢献していきます。