リコーとO社が提携
2025-04-09 11:45:16

リコーとO社が資本提携、創造的業務支援を目指す新たな取り組み

リコーとO社が資本提携を発表



2023年3月24日、O株式会社(以下、O社)は株式会社リコー(以下、リコー)との資本提携契約を締結したことを発表しました。この提携は、リコーが展開するCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)ファンド「RICOH Innovation Fund」を通じて、両社の人材と技術を融合させることを目的としています。

資本提携の意義とは?


今回の提携は、働き方の多様化が進む現代において、チーム間のコミュニケーションを強化し、創造的なコラボレーションを促進するためのものです。特に、O社が提供するメタバースプラットフォーム「MEs」は、プレイヤー間でのアイデアの交換や創造的な思考過程の保存・視覚化を可能にします。これにより、複数の人々が同時に参加し、情報を共有しながら新たなアイデアを生み出す場を提供しています。

「O社とリコーとの連携によって、私たちはデジタル空間における創造力をさらに深め、さまざまな働き方を実現する道を模索しています」とO社創設者でCEOのa春氏も述べています。

MEsとは何か?


O社の「MEs」は、メタバースコラボレーションツールとして、画像やテキスト、音声、映像などのさまざまなデータをリアルタイムで視覚化し、複数人での共有を可能にします。これによって、データの形式間での思考の中断を防ぎ、直感的にナレッジを整理したり、深い集中状態に導くことができます。特に、アーティストやクリエイターの間での活用が進んでおり、慶應義塾大学SFCのバーチャルキャンパス構築など、さまざまなプロジェクトでの応用が始まっています。

企業向けのソリューション展開


O社は今後、特に3Dデータを多く扱う業界に対して、「MEs」のエンタープライズ向けソリューションの提供にも注力していく計画です。不動産業界や自動車業界など、企業が持つ3Dデータを効果的に活用するためのプラットフォームとして、「MEs」をカスタマイズしていきます。
この各業界のニーズに応じたサービスの詳細に興味がある方は、O社の公式サイトから連絡を取ることが可能です。

両社のコメント


今回の提携について、リコーの経営企画センター事業開発室の室長、伴野仁治氏は次のように述べています。「オフィスで求められる力が生産性から創造性に移行していくなか、O社が提供するMEsは、デジタル空間においてコラボレイティブな体験や創造的な空間を提供するものです。当社はこの提携を通じて、人々の創造力を最大限に引き出せるワークプレイスの実現に向けて努めていきます。」

一方、O社のCEOであるa春氏も「この提携によって、人々がデジタル空間で深い探求や真のつながりを築き、有意義なコラボレーションを行える環境を作り上げていきたい」との意気込みを語ります。

O社は「人間の創造力を増幅する」という理念を掲げ、教育やデザイン、建築、研究などのクリエイティブな分野の支援を深めることを目指しています。今後、この提携を通じて新たな創造的変革を提供することが期待されます。

企業概要


O社は、アートとデザイン、エンジニアリングの専門家が集まった日米スタートアップで、バーチャル空間を利用したコラボレーションツールの開発・販売を行っています。公式サイトアドレスはこちら

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今回の資本提携は、今後の働き方とデジタル空間の進化において、重要な一歩となるでしょう。


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会社情報

会社名
O株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷2-16-8 VEIL SHIBUYA
電話番号

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