教育と探求社が主催した高校生と起業家の共創ワークショップ
株式会社教育と探求社は、東京青年会議所の協力を得て、「ユニコーンプロジェクト2025」と題したワークショップを開催しました。このプロジェクトは、地域の高校生が起業家、若手ビジネスパーソンと直接交流し、自分らしい進路や将来のビジネスのアイデアを考える機会を提供するものです。特に、2025年の夏には港区と大田区でそれぞれのワークショップが行われ、参加者はリアルなビジネスの現場に触れ、新たな価値観を得ることが期待されます。
ワークショップの内容と進行について
このイベントでは、「SMALL START」という探究学習プログラムを基に、参加者はグループに分かれ、身近な日常から新商品のアイデアを考えました。学校の施設を活用したワークショップでは、活動的な対話を促進し、参加者同士がフラットな関係でアイデアを出し合いました。高校生と社会人が協力しながら、同世代の“あるある”を発見し、それをビジネス案に昇華させるプロセスは、多くの気づきや学びにつながったことでしょう。
ユニコーンプロジェクトとは?
「ユニコーンプロジェクト2025」は、地域における教育とビジネスの融合を目指しています。地域の高校生は、若手ビジネスパーソン・起業家と共に新たなプロジェクトを考えることで、一風変わった進路探求の機会を得ることができます。このプロジェクトでは、自らの興味や関心を基に、高校生自身がビジネスプランを考えるチャンスが与えられます。
イベントの概要
特に注目されたのは、2025年6月7日に東京都港区で行われた「みなとユニコーンプロジェクト2025」です。この日は75名の会場参加者が集まり、責任者や教職員、そして東京青年会議所のメンバーが参加しました。ワークショップの形式や進行については高い評価を受け、生徒たちは意見やアイデアをオープンに出し合うことができたようです。
さらに、6月28日には東京都大田区において「おおたユニコーンプロジェクト2025」が開催され、様々なバックグラウンドを持つ高校生や大学生が集まりました。小規模ながらも充実したワークショップが展開され、それぞれの参加者が新たな視点を得られる機会となりました。
アンケート結果と参加者の声
参加者に対するアンケートでは、イベント参加が彼らの考え方にどのような影響を与えたのか、多くのポジティブなフィードバックが寄せられています。特に、「失敗を恐れずに行動する姿勢」の重要性や、多様な意見を尊重することの大切さについて言及されており、高校生が自己成長を実感する場となったことが分かります。
参加生徒からは、「自分一人では思いつかなかったアイデアに触れ新たな発見があった」「色々な立場の人と話して視野が広がった」といった声があり、自身の可能性を広げる貴重な経験となったとのことです。また、参加教員からも今回のワークショップが驚くべき成果を納めたことに感謝の言葉がありました。
探究学習プログラム「クエストエデュケーション」
教育と探求社が2005年に開発した「クエストエデュケーション」プログラムは、学校教育と社会との接続を目指します。具体的には、6種類のコースと15のプログラムを通じて、生徒たちが毎日の中で新しい問いに出会う機会を企画・提供しています。今回のユニコーンプロジェクトとも密接に関連しています。
この新しい教育スタイルは、高校生にとって自己探求の手助けとなり、次世代のリーダーを育成する重要な役割を果たしていくことでしょう。
企業情報
株式会社教育と探求社は東京都千代田区に本社を構え、教育支援を目的とした探究学習プログラムの開発・提供を行っています。経営陣は、新たな価値を生み出すための革新的なプログラムを提供し、教育環境を変革することを目指しています。詳細な情報は公式ウェブサイトから確認できます。