コールセンターを稼ぐ拠点へ!AIで顧客の声を情報資産化
株式会社コラボス(本社:東京都千代田区、代表:茂木貴雄)は、独自開発のAIエンジンを搭載したマーケティングシステム「UZ」とAIコールセンターシステム「VLOOM」の連携を強化しました。この革新的な取り組みにより、以前は活用が難しかったコールセンターの顧客の声を情報資産として有効活用できるようになります。
音声データの宝の山を活用
コールセンターに集まる音声データには、顧客の重要な意見や要望が含まれており、まさに情報の宝庫ですが、従来はその活用が難しいとされてきました。特に方言や専門用語の多さ、データ収集の質がオペレーターのスキルに依存している点が課題として存在していました。
しかし、近年のAI技術の進化により、音声認識と分析の精度が飛躍的に向上し、この点が改善されつつあります。コールセンターが収集した顧客の声をサービス改善や製品開発に利用することで、実際に収益を上げるプロフィットセンターへと変革が進行中です。
「UZ」と「VLOOM」の特徴
- - AIマーケティングシステム「UZ」 では、コールセンター等から収集した音声データから高い訴求効果が見込めるキーワードを自動抽出します。その抽出結果を基に、広告テキストやトークスクリプト、FAQなどのコンテンツを生成し、企業のマーケティング施策に貢献します。
- - AIコールセンターシステム「VLOOM」 では、音声認識や自動要約機能を搭載しており、ロケーションフリーで利用可能なため、業務の効率化が図れます。これにより、コールセンターの生産性と対応品質を向上させることができます。
バージョンアップの背景
市場のニーズに応える形で、当社は2023年8月に「VLOOM」、同年12月には「UZ」をリリースしました。当初、音声データの取り扱いが制約されていたこともあり、2つのシステムは独立したサービスで提供していましたが、今後は連携を強化することでお客様の声を一層活用しやすくします。
バージョンアップによる効果
1.
音声データの取り込み時間を短縮
データ連携により、既存の手法では最大3時間もかかっていた取り込み作業が約1分で完了するように。この効率化は業務全体のスピードアップに寄与します。
2.
オペレーターの工数削減
AI技術を活用することにより、オペレーターの後処理工数が減少。FAQやトークスクリプトも自動生成され、業務がスムーズになります。
3.
顧客の声の見える化
AI解析によって、顧客の興味や不満を可視化し、データをもとにより良い企業戦略を築くことが可能に。これにより顧客理解が深まります。
4.
マーケティング施策への活用
生成AIを用いてさまざまな広告コンテンツを自動生成し、マーケティング施策の幅が広がります。これにより、コールセンターは単なるコストセンターから収益を上げる機能を持つようになります。
当社は「声をきき、未来をつくる」というブランドコンセプトの下、今後もお客様の声に耳を傾け、柔軟で効率的なコミュニケーションを実現することに努めます。企業とエンドユーザーの間をつなぐシームレスなサービスを通じて、さらなる企業価値の向上を目指します。
会社概要
所在地:東京都千代田区三番町8番地1 三番町東急ビル8階
設立:2001年10月26日
代表者:代表取締役社長 茂木 貴雄
事業内容:コールセンターシステム及びマーケティングシステムなどのクラウドサービス
(電気通信事業者:届出番号 A-13-5032)
公式サイト