「日経メッセ」の魅力
2021-03-10 19:34:44
街づくりと店づくりの未来を切り拓く「日経メッセ」展示会
「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」開催の背景
2023年3月9日、東京ビッグサイトで日本経済新聞社主催による「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」がスタートしました。少子高齢化や人手不足、加えて感染症対策が求められる中で、本展示会はビジネスと暮らしの新たなソリューションを提案する場として期待されています。
この展示会は、「JAPAN SHOP」「建築・建材展」「ライティング・フェア」「リテールテックJAPAN」「SECURITY SHOW」「フランチャイズ・ショー」の6つの展示会を中心に構成されており、624社・団体、1639小間が出展しています。様々な課題への解決策が一堂に集まるこの空間は、未来の街づくりと店づくりを考える上で非常に重要な役割を果たしています。
デジタル化と店舗オペレーション
今年の展示会では「街づくり・店づくりのDX最前線」がテーマとなっており、デジタル技術を利用した店舗オペレーションが求められています。例えば、キャッシュレス決済の導入や、健康に配慮した家屋の設計など、参加企業は革新を展開。
特に注目したいのは、ソニーグループが展示する「エンタテインメント・トランスフォーメーション」というプロジェクトです。AIによる個人認識技術を用いた対話型キャラクターエージェントや、ARコンテンツを利用した新しい購入体験が提案されています。これにより、リアルな空間でもデジタルと融合したビジネス展開が可能となります。
健康と安全を重視する技術
出展企業の中には、WOTAのように水質浄化を通じて健康を守る技術を紹介するところもあります。WOTA BOXは特に注目され、飲食施設や医療機関など日常的に衛生が求められる環境での利用が期待されています。このように、展示会は単なる新製品発表の場ではなく、感染症対策や安全な街づくりのための具体的かつ効果的なソリューションが得られる場でもあります。
特別展示で新たなアイデアが広がる
「日経メッセ」では、新たに設置された特別展示も魅力の一つです。「JAPAN SHOP+Plus」では、抗菌・抗ウイルス製品やAR技術を活用した商品が紹介されています。さらには「NIPPON プレミアムデザイン」として、日本の自然や美意識を反映した製品が注目を集めています。地域の品々が新しい形で生かされることにより、日本独自のデザインや文化がより広がります。
グローバルな視点で変わる街の姿
今後の街づくりにおいて重要なのは、ただ日本国内だけでなく、世界的視点からも新しいアイデアを取り入れていくことです。例えば、ブルースターバーガージャパンは中目黒で、「新しいカタチのハンバーガーストア」を打ち出し、テイクアウト専門店に特化して運営されています。この試みは、従来の飲食業に変革をもたらす可能性を秘めています。
来場者の声
初日の会場には業界関係者だけでなく、一般来場者も多く訪れ、各ブースで活発な商談が行われました。来場者からは、「今後のビジネスに役立ちそうな情報が得られた」との声が多く聞かれ、新しい技術やサービスに対する期待感が高まりました。
最後に
「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」は、今後私たちの生活やビジネス環境を変えていく技術やアイデアが集まる貴重な機会です。街づくりや店づくりに興味がある方々は、ぜひ一度訪れてみることをお勧めします。オンライン展示会「日経メッセOnline」も同時開催しており、来場者は自宅に居ながら最新の情報を手に入れることができるのも魅力です。未来の商業空間をより良くしていくための取り組みは、ここから始まるのかもしれません。
会社情報
- 会社名
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株式会社日本経済新聞社
- 住所
- 東京都千代田区大手町1-3-7
- 電話番号
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