サプライチェーン改革
2014-08-05 15:30:01

シグマクシスがグローバル・サプライチェーン支援サービスを開始し新たな展開へ

シグマクシス、グローバル・サプライチェーン支援サービスを開始



株式会社シグマクシスが2014年8月1日から、企業向けにグローバル・サプライチェーンの構築支援サービスを提供し始めました。このサービスの背後には、米国ダラスを拠点とするOne Network Enterprises, Inc.(以下ONE社)との戦略的パートナーシップがあります。シグマクシスは、ONE社のリアルタイムデータ共有プラットフォームを活用し、情報の共有と管理を効率化するプロセスを導入しました。

サプライチェーンの複雑さとその課題


サプライチェーンの構成は通常、部品サプライヤーや物流業者、メーカー、小売業者など、平均6社程度で形成されています。それぞれの企業は、需給バランスを保つために、さまざまな計画を立てています。しかし、最近では市場の変化が急速に進んでおり、企業は計画情報のリアルタイムな共有が求められるようになっています。情報の鮮度や精度を管理することが重要視される一方で、市場の変化に迅速に対応するための情報共有のスピードが大きな課題となっています。

ONE社のクラウドソリューションとシグマクシスの役割


ONE社が提供する“Real Time Value Network™(RTVN™)”は、クラウドプラットフォーム上でサプライチェーンの各企業が計画情報をリアルタイムで共有できる仕組みを実現しています。このシステムにより、計画と実行の連携が自動で意思決定されるため、企業はスムーズなオペレーションが可能になります。シグマクシスは、このRTVN™を活用することで、企業間で「ひとつ」の計画を共有し、柔軟に市場の変化に対応する体制を構築します。

特に日本市場への進出は今回が初めてであり、シグマクシスは約20名の専門コンサルタントチームを配置し、業務プロセスの設計やシステム統合を支援しています。この取り組みにより、グローバル・サプライチェーンの運営に関する豊富な実績を活かし、日本企業へのRTVN™導入を後押しします。

今後の展望


シグマクシスは、クライアント企業の成長を促進するために、多様な経営課題の解決に向けて取り組む姿勢を崩しません。サプライチェーンの戦略を見直すことは、競争力を向上させるためにも非常に重要です。シグマクシスのサービスを利用することで、企業は市場の変化に対する迅速な対応力を備え、多くの課題を解決できるでしょう。

この新しいサービスを通じて、シグマクシスは顧客に対する価値創造をさらに強化し、業界全体の活性化にも寄与することが期待されています。中長期的には、サプライチェーン全体の効率化やコスト削減のみならず、最終消費者の満足度向上にも繋がることでしょう。

まとめ


シグマクシスの新たなグローバル・サプライチェーン支援サービスの開始は、日本企業にとって大きなチャンスです。それによって、企業は市場の動きに迅速に対応し、競争力を高めることができるようになります。シグマクシスは、今後もさらなる成長を目指し、革新的なビジネスモデルを展開していくことでしょう。

会社情報

会社名
株式会社シグマクシス
住所
東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス9F
電話番号
03-6430-3400

トピックス(経済)

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