ハイタレント株式会社、技術顧問に西郷彰氏を迎えプロダクト開発を加速
ハイタレント株式会社は、元リクルートテクノロジーズの専門役員である西郷彰氏を技術顧問に迎えたことを発表しました。ハイタレントは、優秀なタレントと彼らを活用したい企業をつなぐマッチングプラットフォームを運営しています。最近ではAI機能の開発に力を入れており、プロジェクトとタレントのスキル・稼働条件のマッチングの精度と速度向上に取り組んでいます。
特に注目すべきは、今回西郷氏が持つ豊富なデータサイエンスの経験です。リクルートでの職歴を通じて、行動ログを使ったレコメンドアルゴリズムの開発など、数多くのプロジェクトを牽引してきた氏の加入により、ハイタレントのプロダクト開発は一層加速することが期待されています。
西郷氏は、そのプロフィールでも触れられている通り、大手メーカーやスタートアップで経験を積んだ後、2009年にリクルートに参画。特に全社ネットマーケティング組織において、CRMや需要予測、情報推薦に関するプロジェクトを担当してきました。また、データ分析を専門とする組織の立ち上げにも関与し、リクルートIDポイントに関連するデータ推進責任者なども歴任しています。
2020年からは全日本空輸株式会社でDXやデータ推進を担当し、最近では株式会社LITALICOでCDOとしての役割を果たしていました。このような豊かな経験を持つ西郷氏がハイタレントの技術顧問に就任することで、タレントと企業のより迅速かつ適切なマッチングが可能になるでしょう。
さらにハイタレントは、西郷氏が得意とするデータサイエンティスト職種の強化と拡大を目指しています。データ人材が不足している企業に対して有効な価値提供を実現し、異なる専門性を持つプロフェッショナルが連携して働く機会も増えることでしょう。これにより、クライアントの戦略的なデータ活用を促進し、新たなプロジェクトが生まれることが期待されます。
西郷氏のコメントによると、「優秀な人材が不足する課題に対して、ハイタレントというプラットフォームが重要な役割を果たす」と述べており、そのマッチング精度の向上に寄与できることを喜びとしているようです。特にフリーランスとして活動するタレントの増加に伴い、ジョブ型やプロジェクト型の働き方が進化している現在、企業と優れた人材を結びつけることが一層重要になっています。
これからのハイタレントの展開が注目される中、AIの力を通じて社会に貢献する姿勢は、多くの関係者に期待されています。技術顧問として迎え入れられた西郷氏には、今後も引き続き、ハイタレントの進化をサポートし、新たな可能性を開くことに貢献していくことが求められるでしょう。
ハイタレント株式会社について
ハイタレント株式会社は、2020年に設立された企業で、優秀なタレントと、それを必要とする企業をつなぐ案件マッチングプラットフォーム『HiTalent』の運営を行っています。代表取締役の有吉洋平氏がリードするこのビジネスは、既に多くの戦略コンサルティングファームや投資銀行、外資系IT・マーケティングの出身者に支持されています。優れたタレントの確保とマッチングの効率化が求められる現代において、ハイタレントが果たす役割はますます重要になっていくでしょう。