企業版ふるさと納税で亀岡市の有機農業がさらなる発展へ

京都府亀岡市は、株式会社アビから100万円の企業版ふるさと納税を受領しました。この寄附は、地域が推進する有機農業を後押しするために活用され、特に「田んぼサッカー」プロジェクトに貢献することになります。

亀岡市の有機農業の未来

亀岡市は、令和5年にオーガニックビレッジ宣言をし、有機農業の振興に力を入れています。市は地域特性を生かした体験型プロジェクト「田んぼサッカー」を立ち上げ、このプロジェクトにより地域住民や子どもたちが田んぼと密接に関わる機会を提供しようとしています。このプロジェクトでは、田植え後の田んぼで市民が集い、楽しみながらお米作りを学び、消費を促進することを目的としています。

株式会社アビの寄附の背景

アビは、過去に亀岡市での大規模イベントに関与した経歴があり、その結果、地域への関心を深めました。企業は長年にわたり米に関するプロジェクトに取り組んできたことから、亀岡市の米の自給率を100%目指す考えに共鳴し、寄附を決定しました。アビの支援によって、田んぼサッカーの実現が近づいています。

市長からのメッセージ

亀岡市長、桂川孝裕氏は、今回の寄附に対する感謝の意を表し、地域全体の有機農業振興に向けた取り組みを強調しました。市長は、有機米の給食導入を進めながら、田んぼサッカーを通じて多くの人々に有機農業の魅力を伝え、地域を一緒に盛り上げていくことの重要性を訴えました。

亀岡市の魅力

亀岡市は、自然に恵まれた環境を持ちながら、JR京都駅からわずか20分の距離に位置し、アクセスの良さも大きな魅力です。「霧のまち」としても知られ、観光資源も豊富で、環境政策や子育て支援においても先進的な取り組みを行っています。今後には、「第43回全国都市緑化フェアin京都丹波」の開催も控えており、さらなる発展が期待されます。

寄附金の活用方法

受け取った寄附金は、主に田んぼサッカーの実証事業に使用され、地域全体が一体となって有機農業の推進に貢献していく予定です。

亀岡市と株式会社アビの協力によって、地域に根差した有機農業のさらなる発展と、住民の皆様が一緒に楽しめる新たな体験が実現されることを期待しています。今後の取り組みにご注目ください。