「4RAP」が取扱残高2,000億円を突破
株式会社FOLIOが提供する革新的な金融ソリューション、投資一任プラットフォーム「4RAP」が2025年8月14日時点で取扱残高2,000億円を超えました。この成功により、FOLIOグループ全体の総取扱残高は4,500億円に達し、その45%を「4RAP」が占めています。この成長は、FOLIOが多様なニーズに即したサービスを提供し続けた結果であり、特に3月に1,500億円を達成してからの5ヶ月間で急成長を遂げました。
1. 「4RAP」の登場と進化
「4RAP」は、金融機関向けに設計されたSaaS型の投資一任運用プラットフォームです。このプラットフォームは、運用基盤と運用商品を一体化し、銀行や証券会社が自社顧客のニーズに応える形で投資一任運用サービスを提供します。契約管理や運用管理システムを整備し、対面営業用のフロントツールも備えた「4RAP」は、実に多機能に設計されています。
2. 提供されたサービスの多様性
「4RAP」は、FOLIOだけでなく、他の運用業者の選択肢も提供しており、金融機関のニーズに応じた柔軟なサービス設計が可能です。また、既存の金融機関のシステムを変更することなく、顧客が自分の目的に応じて資産を管理・運用する機能も標準で備えているため、顧客にとって非常に利便性の高い商品となっています。
例えば、今年6月には株式会社足利銀行の顧客向けに新たなファンドラップサービス「あしぎん投資一任サービス STORY」も開始され、4RAPの導入先はますます広がっています。
3. 業界全体への影響と今後の展望
このプラットフォームの成功は、FOLIOのビジョンである「明日の金融をデザインする。」を具体化するものです。FOLIOは今後も最新技術を取り入れつつ、より多くの金融機関とその顧客が満足できる投資一任サービスを提供し続けるという方針を示しています。
また、顧客本位の業務運営を徹底し、個々の顧客に寄り添ったサービスを実現することも見据えています。これにより、FOLIOのサービスを利用することで得られる新たな投資機会が、より多くの人々に広がっていくことを期待しています。
4. 具体的な導入実績
「4RAP」に関しては、現在までに4社の金融機関がシステムを導入しており、運用商品も多数存在しています。特にSBI証券、愛媛銀行、岡三証券、足利銀行が連携しており、それぞれが提供する新しい運用コースは、多様なニーズを満たすものとなっています。
5. まとめ
FOLIOの「4RAP」が2,000億円の取扱残高を突破したことは、業界全体にとっても大きな出来事です。多様な金融機関への導入と、その結果としての顧客ニーズへの適応が具体的な成果を生み出し、今後もさらなる拡大が期待されます。特に技術革新の波に乗りながら、顧客に寄り添った資産運用サービスの提供は、FOLIOの強みであり、その成長の鍵となっています。