地域に根ざした小さな図書室「やつかブンコ」
2023年5月に運営を開始した草加市の地域図書室「やつかブンコ」が、この度「R7年度草加市ふるさとまちづくり応援基金」に採択されました。これにより、地域住民との交流を促進し、図書の貸し出しや各種イベント開催の funding を受けて、さらなる活動を展開できることとなります。
応援基金の意義と背景
「草加市ふるさとまちづくり応援基金」は、地域の市民活動団体が主体となってまちづくりを進めるための支援制度です。平成16年度より設立され、多くの市民団体に対して「おもい」を「かたち」にしていくための資金提供を行っています。この基金の趣旨は、草加市における地域づくりの活動を支援し、市民活動団体が自立できるようにすることにあります。
「やつかブンコ」の特長と今後の展望
「やつかブンコ」は、障害の有無や文化、年齢、性別に関係なく、あらゆる人々が集まる「ごちゃまぜ」空間を目指しています。図書室内では、簡易的な貸し出しサービスの他に、読書を楽しめる場所としての提供も行われていきます。これまでの経験を生かし、地域住民との交流を促進するワークショップやイベントも盛りだくさんです。
今後はさらに、自主的な学びの場ともなるようなプログラムを展開し、地元の皆さんとのつながりを深めることを目指しています。また、地域文化の発信にも力を入れ、草加市の魅力を一層引き出す活動を行っていく方針です。
ソーシャルスクエア草加谷塚の役割について
ここで運営される「ソーシャルスクエア草加谷塚」は、障害福祉サービス事業を具体化し、障害の有無に関わらず社会に出て働くことを目指す人たちに寄り添った支援を行っています。この事務所は、ただの就労支援にとどまらず、広く地域に交流を生み出す機会を提供していくことを目指しています。
もたらされる新しいコミュニティ
「やつかブンコ」は、草加市地域の拠点として、地域住民との関わりを深め、気軽に立ち寄れるコミュニティの核となることが期待されています。多様な背景を持つ人々が集まることで、相互理解や文化の交流が生まれ、より豊かな社会を育むことができるでしょう。これからの活動により、より多様な住民が参加できる環境が整い、草加の福祉とまちづくりの関係が一層深まっていくことを目指しています。
「やつかブンコ」が新たに設計された活動を通じて、地域の人々が集まり、共に学び合い、成長できる場所となることを願っています。
現在、やつかブンコの活動やイベント情報はInstagram等で発信されているので、地域の方々はぜひチェックしてみてください。
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