「ルークネイチャーセンター」オープンでパラオの自然を楽しもう！

パラオパシフィックリゾートに「ルークネイチャーセンター」をオープン

2025年12月12日、「パラオパシフィックリゾート」が新たな環境教育の拠点「ルークネイチャーセンター」をオープンします。42年間にわたりパラオの自然と寄り添いながら成長を続けてきた同リゾートは、今後ますます環境への意識を高める取り組みを進めます。

ルークネイチャーセンターの概要

この新施設では、パラオの豊かな自然をテーマにした展示や、海や山の探検活動を通じて訪れる人々に環境への意識を育成します。特に、パラオ特有の野生生物や生態系の仕組みを学べるワークショップを設け、美しい自然への理解を深めることを目指しています。

「ルーク」とはパラオ語で「巣」という意味を持ち、生態系がどのように相互に作用し合っているかを知る場との願いが込められています。多様な生き物の「巣」であるこのセンターで、来訪者は自然との新しい関係を築く機会を得ることができるでしょう。

環境への思いを込めた取り組み

「ルークネイチャーセンター」は、東急不動産の長期ビジョン「GROUP VISION 2030」に基づくプロジェクトの一環として位置付けられています。これは、企業としての社会的責任を果たしながら、環境保護と持続可能な観光の提供を両立させる試みです。地域の人々とともに築いてきた半世紀の信頼関係を土台に、サステナブル・ツーリズムのモデルケースを実現していくことにコミットしています。

東急不動産が掲げる目標には、「消費する観光」から「再生する観光」へのシフトが含まれており、これを実現するための様々な取り組みが進行中です。

新たな体験プログラム

五感で感じる自然体験

ルークネイチャーセンターでは、知的好奇心を刺激するプログラムが用意されています。例えば、シュノーケリングやエコツアーを通じて海の豊かさを学び、森と海のつながりを感じるトレイル・エコツアーなど、訪れる人が自ら学びながら自然を楽しむことができる体験が広がっています。

また、海洋プラスチックを利用したアップサイクルワークショップも予定しており、環境問題について考える機会を提供します。

未来に向けた持続可能な取り組み

ルークネイチャーセンターは単なる環境教育の場に留まらず、リゾート全体でサステナビリティ活動の推進役となります。特に、サンゴ礁の回復プロジェクトをはじめとして、地域社会と共同で進める循環型エコノミーや再生可能エネルギーの導入など、持続可能な未来を見据えた取り組みが注目されています。

中でも、沖縄電力との連携による再生可能エネルギーの導入は、地域におけるカーボンニュートラルの目標達成に寄与するものとなります。

結論

ルークネイチャーセンターのオープンは、パラオでのサステナブルな旅行体験を一新し、訪れる人々が自然への理解を深める機会を提供します。この素晴らしい施設が、環境保護の新たなモデルとして多くの人々に愛されることを期待しています。そして、皆が未来の地球に向き合い、持続可能な世界の実現に貢献できる場となることを願っています。