アークエッジ・スペースが超小型衛星AE1aにおいて展開アンテナの成功を果たす
株式会社アークエッジ・スペース(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:福代孝良)は、運用中の超小型衛星AE1aにおいて、搭載された展開アンテナの軌道上での展開に成功したことを発表しました。この成功は、同社が推進する次世代通信システムVDES(VHF Data Exchange System)における実証にとって重要な成果をもたらすものです。
展開アンテナの重要性
展開されたアンテナはAE1aにおいて、広域かつリアルタイムな船舶の位置把握および通信を実現するための中核となるコンポーネントです。今回の成功によって、軌道上での通信性能の検証が可能となり、さらなる技術の向上を図るための基盤が整いました。
AE1aは、6U衛星汎用バスを採用し、VDESの開発・実証を目的としています。これにより、船舶向け通信の効率が図られると同時に、送信機能についても実験を進める準備が整いました。
これまでの活動と今後の展望
これまでアークエッジ・スペースは、複数の衛星を通じてVDES関連技術の実証を進めてきました。今回の成果は展開アンテナを利用した軌道上実証において重要な進展をもたらしました。これにより、既に運用中の衛星との連携を強化し、VDESコンステレーションの実現に向けた道筋を一層推進していく方針です。
展開後のアンテナの画像は、AE1aから試験電波を通じて地上局へダウンリンクされ、技術の有効性が実証されました。更なるチャレンジとして、通信に関する多様なミッションニーズにも対応していく予定です。
NEDOとの連携
本衛星AE1aは、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)補助事業による成果でもあります。特に、「宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業」や「経済安全保障重要技術育成プログラム」において、衛星通信の海洋状況把握技術の開発と実証が進められています。
企業情報
アークエッジ・スペースは、超小型衛星コンステレーションの企画から運用に至るまでを行う宇宙スタートアップ企業です。衛星を通じてより安全で豊かな未来を目指す同社は、今後も地球観測や光通信、低軌道衛星の測位技術などに対応した新たなミッションに挑戦していきます。
本社は東京都江東区有明に位置し、2018年に設立されました。今後の展開に注目が集まります。
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