町家の日2024全国開催
2023-12-08 10:00:02

「町家の日」2024が全国5都市以上で開催!日本の伝統文化を未来へつなぐ取り組み

町家の日2024:日本の伝統文化を未来へつなぐ取り組み



2024年3月2日(土)から10日(日)にかけて、全国各地で「町家の日」イベントが開催されます。英語で3月を意味するMarchと3月8日の語呂合わせ「マ・チ・ヤ」から名付けられたこのイベントは、年々減少している町家の魅力を再発見し、未来へつなぐことを目的としています。

町家の日の始まりと目的



「町家の日」は、京町家の保全と流通を推進する市民ネットワーク組織「京町家情報センター」が2017年に開始しました。1日に2件もの町家が姿を消している現状を憂慮し、町家の魅力を広く伝え、その保全・活用を促進するために設立されました。

当初は京都を中心に開催されていましたが、近年は姫路、金沢、越後高田など、全国各地の町家が残る地域へと広がりを見せています。2024年は、さらに多くの都市でイベントが開催される予定です。

多彩なイベント内容



「町家の日」では、各地で様々なイベントが開催されます。普段は一般公開されていない指定有形文化財の町家の期間限定公開や、町家のあるエリアを巡るツアー、町家と深く関わる伝統工芸や文化を体験できるワークショップなどが企画されています。また、地元の名産品を集めたマルシェも開催され、地域全体が一体となって町家の魅力を発信します。

イベントの種類も多岐に渡り、事前予約が必要なものから、気軽に立ち寄れるものまで、幅広い層が楽しめる内容となっています。

参加団体の募集



「町家の日」実行委員会では、より多くの人に町家の魅力を知ってもらうため、全国でイベントを開催する団体や施設・店舗を募集しています。町家所有者、飲食店、商店、地域団体など、様々な主体が参加し、それぞれの個性あふれるイベントを展開することで、町家の魅力を多角的に発信していきます。

株式会社一丁目一番地:町家文化の支援



「町家の日」を後援する株式会社一丁目一番地は、日本の文化資源である町家・長屋・古民家の魅力を発信するウェブサイト「KEnoHARE / ケのハレ」や、町家と利活用を希望する人を繋ぐ「デジタル町家バンク」を運営しています。同社は、町家に関わる人々を支援することで、町家の魅力を伝え、多くの人が町家に触れ合う機会を創出することに貢献しています。

未来への継承



「町家の日」は、単なるイベントにとどまらず、日本の伝統文化である町家を未来へ繋ぐための重要な取り組みです。イベントを通して、町家の歴史や文化、そしてその価値を再認識し、次世代へと継承していくためのきっかけとなることが期待されています。この取り組みを通じて、日本の貴重な文化遺産である町家が、これからも大切に守られ、活用されていくことを願っています。

イベント情報



開催期間: 2024年3月2日(土)~3月10日(日)
場所: 全国各地
詳細: https://www.machiyanohi.com/
主催: 町家の日普及実行委員会
協力: 株式会社一丁目一番地
後援: 京都市、公益財団法人京都市観光協会、サッポロビール株式会社、公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター

会社情報

会社名
株式会社一丁目一番地
住所
東京都渋谷区渋谷2-19-15宮益坂ビルディング6階
電話番号

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